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桃の節句 ひな祭り

雛人形と雛祭り

もうすぐ、3月3日の雛祭り。

我が家の娘達も、各所の施設で展示されている雛人形を観たり、

雛あられを食べることを楽しみにしている様子です。

 

雛人形を自宅でメンテナンスして年1回だけ飾ることは大変なので、

我が家では 数年前にガラス製の雛人形を一対だけを購入して

この季節になるとリビングに置いています。

お殿様とお姫様だけのとても簡易な飾り付けなのですが、

これだけでも雰囲気は出せて娘達には好評のようです。

これらは、藤沢市にあるガラス工房のFusion Factoryさんで購入しました。

季節に合わせたテーマ設定で、とても美しく可愛いガラス作品を製作されています。

私は藤沢の工房ギャラリーへ直接訪問して買い求めたのですが、

百貨店やNetShopでも購入できるようです。

 

■Fusion Factory

http://fusionfactory.shop-pro.jp

252−0823

神奈川県藤沢市菖蒲沢710 

株式会社 野口硝子 Fusion Factory

 

雛人形を見ると、娘達、特に5歳の次女からは

「なんで桃の節句っていうの?」「どうして人形を飾るの?」の質問されるので、

改めてひな祭りという風習や、段飾りのやり方などを調べてみました。

 

どうして「桃の節句」というの?

一年の中で節目となる日を節句と言います。

元々は中国から伝わったもので、

奇数が重なる五節句(1/7,  3/3,  5/5,  7/7,  9/9)は特に重要視され、

穢れを祓う行事が行われてきました。

江戸幕府が公式行事・祝日をして定めたことで、五節句は一般に普及してました。

3月3日は「上巳(じょうし、じょうみ)の節句」といいます。

旧暦のこの季節に桃の花が咲くことから「桃の節句」と呼ばれてきました。

 

雛人形の起源は?

雛人形の起源の一つに流し雛があるとされています。

中国では上巳の日は忌日とされ、不浄・邪気・穢れなどが襲ってくる日と言われていました。

そうした災難を避けるため、中国では川で身を清める禊(みそぎ)の風習があり、

これが日本に伝わってきたとされています。

その後、紙で作った形代と呼ばれる人形で体を撫でて穢れを落とし、

川に人形を流して厄災を祓う「流し雛」という風習が定着しました。

今日でも「流し雛」の風習が残っている地域があります。

 

雛祭りの起源は?

「雛祭り」は「流し雛」と

平安時代の貴族階級の子女が人形で遊ぶ「ひいな遊び」という

「ままごと」に近い人形遊びが合わさったものと言われています。

室町時代には、端午は男児の節句であり、それに対して上巳は女児の節句とされ、

江戸時代に入ってだんだん庶民に伝わり、次第に3月3日に女の子のお祝いの儀式として

人形を飾るしきたりが江戸時代中期以降に定着て行ったようです。

 

 

雛人形の飾りつけ

雛段飾りは、平安貴族の婚礼の様子を表しているといわれています。

昔の婚礼は夜まで行われていたので、雛段飾りには雪洞(ぼんぼり)の灯りを点します。

新郎新婦である内裏雛、そのお世話をする官女や、護衛の随身、宴を盛り上げる五人囃子、

様々な嫁入り道具などが揃ったものが標準的な雛段飾りです。

人形や道具は標準的な並びはあるものの、

各家庭により自由に飾って問題ないとされています。

 

段飾り

江戸時代中期の雛人形は複数の段に飾られることは少なく、

平面に親王雛一対と供物だけを並べたシンプルな飾りだったようです。

江戸時代後期に入ると複数の段が用いられるようになりましたが、

段数は定まっておらず、

また置かれる人形も各家庭で好みの人形を購入していたと言われており、

中には「花咲かじいさん」や「七福神」などもあったようです。

現在の段飾りのような構成として普及したのは戦後になってからと言われています。

段数は三、五、七段が一般的ですが、

昭和40年代には通常の人形に、

「三歌人」(小野小町、柿本人麻呂、藤原道真)を加えた八段飾りも作られていました。

 

女雛と男雛の並び

関東と関西では、内裏の置き方が逆になることがあります。

 

・関東では、向かって左側が男雛で右側が女雛

・京都や関西の一部では、向かって右側が男雛で左側が女雛

 

置き方が逆になる現象の要因は、内裏雛が模しているという「帝」「妃」の位置が、

昔と今で変わっているためです。

雛人形は平安貴族の姿をしていますが、平安時代の帝は、

日本に古くからある「左方上位(左側の方が位が高い)」の伝統礼法に従って、

妃の左側(向かって右)へ座っていました。

京都と関西の一部では、現在もそのしきたりに従って、内裏雛を並べています。

 

一方で、現在の皇室では、天皇陛下は皇后陛下の右側(向かって左側)に立たれます。

この位置の取り方は西洋の「右方上位」の国際儀礼に則っています。

明治時代の終わり頃から日本でも西洋に準じて、このルールが取り入れられました。

関西(主に京都)は昔のルール、関東は今のルールに従っており、

どちらが正しくてどちらが間違いという訳ではありません。

 

※男雛を「お内裏様」と呼びことは、童謡の歌詞が元となった誤りです。

 正しくは、一対で「内裏雛」です。

 

 

つるし雛とは?

つるし雛の風習は江戸時代後期の頃を発端としています。

愛する子供や孫のために、

手作りの雛飾りで初節句を祝おうという親心から生まれたものです。

つるすものは女の子の生活に必要なものを作ったと言われ、

人形類、野菜や果物、花、手毬などがあります。

これは子孫繁栄や家族の幸せ、人の輪を表していると言われています。

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