改正された道路交通法は何?
近年の道路交通法はどのように改正された?
エアコンクリーニング やハウスクリーニングの業務に従事していると、
機材や道具を運搬する必要があるため、
車移動は必須となって毎日のようにクルマを運転しています。
道路交通法を遵守して安全運転に努めることがとても大切なのですが、
運転免許を取得してから何年も経過しており、
その間に道路交通法は幾度も改正を経ています。
「何が、どのように改正(新設)されたのか?」の問いに答えられないと、
遵守すべき事柄が曖昧になるきらいがあります。
そこで直近で改正された内容の中で、
特に注目したものを年度別に振り返って纏めてみます。
2020年の改正:あおり運転の処罰規定が新設
他のクルマの運行を妨害することを目的にして危険が生じる恐れがある方法によって、
一定の違反をした場合に罰則が適用されます。
罰則は3年以下の懲役または50万円以下の罰則、違反点は25点です。
一定の違反は以下のように定義されています。
・右側通行
・不必要な急ブレーキ
・前車への異常接近
・危険な進路変更
・左側からの追い越し
・夜間にヘッドライトをハイビームにした状態で、
他車とすれ違ったり直後を走行すること
・クラクションの乱用
・幅寄せ
・高速道路で最低速度に満たない遅い速度で走行すること
・高速道路(の停車禁止場所)で停車や駐車すること
あおり運転によって発生した、いたましい死傷事故が
報道されてたくさんの方々が記憶していると思います。
当方があおり運転することは絶対にないのですが、
あおり運転をされた場合はどうすべきか?は事前に備えたいです。
・道を譲る(お先にどうぞの姿勢をみせる)
・急に割り込まれたら 焦らずに速度を落として車間を保つ
・もしも しつこく追い回されたら、
コンビニやサービスエリアなどの人々がいて明るい場所に避難して通報
・停車してから、相手が車を降りてきたも車外に出ない
上記のような対処案を想起してみました。
日頃から考慮して まさかの時には適切に臨みます。
2019年の改正:携帯電話などによる ながら運転が厳罰化
携帯電話などを手に持って、
通話をしたり画面を注視したりした場合に罰則されます。
罰則は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、違反点は3点です。
「携帯電話など」には、タブレットや携帯型ゲーム機も含まれています。
さらに携帯電話などの使用やカーナビ・カーテレビなどの画面の中止によって、
事故などの交通の危険を生じさせた場合、にも罰則が課せられます。
罰則は1年以下の懲役または30万円以下の罰金、違反点は6点です。
「カーナビ・カーテレビなど」には車載デバイスだけじゃなく、
車内に固定したスマートフォンやタブレットなどの画像表示装置も含まれています。
iPhoneをカーナビ代わりに使っているので、
自分が当事者になってしまうリスクは無視できないと思います。
走行中に画面操作したりして 画面を数秒連続して注視すると、
思わぬ危険な場面に遭遇するかもしれません。
これは常に留意して安全運転に努めます。
2015年の改正:違反行為を繰り返す自転車の運転者に対する講習制度が新設
これはクルマでなくて、自転車に対しての改正(新設)です。
信号無視や一時不停止など 危険な違反行為を繰り返して行ってしまった自転車の運転者は、
公安委員会が実施している講習(自転車講習)を受講しなければならなくなりました。
もしも受講命令に従わなかったら5万円以下の罰金が課せされます。
この制度が自転車の危険運転の抑止に繋がるといいですね。
上記以外にもたくさんの改正が実施されてきました。
詳細はこちらを参照して下さい。
↓↓↓
警察庁WebSite:道路交通法の改正
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