定期的なお掃除が欠かせないチンチラ部屋のエアコン 

チンチラと一緒に住んでいるお客様から依頼をお受けして、

昨日にエアコンクリーニング を実施してきました。

今回の作業は昨年8月以来の作業です。

前回エアコンクリーニング を実施した際に、

「今後は定期的なお掃除が必要」という共通認識に至り、

予め次年の春に再実施する前提で予約されていました。

チンチラの暮らしには温度管理が大切です。

そのためにエアコンは欠かすことができないツールであり、

エアコンの故障や機能低下が起きると悪影響が生じます。

それを未然に防ぐために 定期的にエアコンを掃除することが肝要です。

やはり汚れていたチンチラ部屋のエアコン

お部屋の中には飼育用のケージが複数台設置されています。

それらを見下ろすようにシャープ製のエアコンが窓側の壁に設置されています。

洗浄作業を始める前にまずはケージを保護するためにビニールを使って養生します。

続いて、エアコン筐体を覆っているプラスティック製のカバーや

ルーバー・フィルターなどを取り外すると、

エアコン内部が露わになって汚れの程度が視認できるようになります。

熱交換器（薄いアルミの板の構成されている）に抜け毛が、

その熱交換器を保護するためのフィルターには飼育用の砂が固着しています。

これらの汚れをそのままにすると、

エアコンとお部屋の空気の間で行われるはずの熱交換が困難になってきます。

そうすると、「冷房や暖房の効きが悪い」という事態に陥ったり、

場合によってはエアコンが故障するリスクも高まります。

しっかり洗浄してこれらの汚れを除去していきます。

砂や抜け毛で汚れたエアコンをキレイにする

高圧洗浄機を活用してクリーニングしていくと、

砂や抜け毛などの汚れが洗い流されて出てきます。

バケツで回収すると、そこには砂や抜け毛がプカプカと漂い、

洗浄水は茶色に染まっています。

少し油気も感じられました。

チンチラの皮脂が揮発した汗に乗って空気に混じりエアコン内部を汚していたようです。

しっかりと洗浄した後に、

作業前には汚れていた箇所を点検します。

熱交換器（アルミフィン）に固着していた抜け毛や皮脂汚れは無くなって

スッキリしました。

アルミの板と板の目詰まりも無くなり、

これで空気との熱のやり取りが円滑に行えます。

フィルターの砂汚れも無くなって空気が通り易くなりました。

お客様へ汚れの程度や作業結果を報告して、

今秋（10月）の作業予定日を決定しました。

今回のクリーニング作業を通じて、

やはり定期的なエアコンクリーニングが必要と再度認識合わせした次第です。

予定されている10月の作業では冷房使用後となるため、

今回は少なかった「カビ汚れ」が多くなると予想しています。

今回と同様に 丁寧な洗浄作業が必要になりそうです。