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「歯みがき剤」って何が入っているの?

歯磨き粉,歯みがき剤

 

歯みがき剤の選び方

日々の暮らしの中で、食事や入浴と同じくらいに、

欠かすことができないのが「歯みがき」です。

ほとんどの方が、歯みがきする時に何かしらの「歯みがき剤」を使っています。

ドラッグストアやスーパーでよく見かけるチューブタイプの歯みがき剤の中でも、

普通のタイプや薬用タイプ、自然派タイプなど いろんな種類があって、

さらにいろんなメーカーが複数の製品が製造販売しているので、

ビックリするほど種類が多く、

その中から自分にとってピッタリな歯みがき剤を選ぶのは とても難しいです。

 

歯みがき剤をを購入する際、皆さんは何を基準に選んでいますか?

「歯を白くする〜♪」などのTCCMの謳い文句であったり、

店員さんの手書きによってカラフルに彩られたPOP広告や、製品パッケージデザイン等、

ざっくりとしたイメージからなんとなく手にとって、

選んでいる方は少なくないと想像しています。

今回は歯みがき選びのために、

「製品の中には何が入っているの?」という視点で歯磨き剤にふれてみます。

 

 

歯みがき剤の分類は2つ

歯みがき剤は薬機法(かつての薬事法)という法律によって、

「化粧品」または「医薬部外品」のどちらかに分類されています。

薬機法の「化粧品」と「医薬部外品」の定義を要約すると以下のような内容になります。

 

化粧品

人の身体を清潔にしたり、美しくするために、

身体に塗擦、散布するもので、

人体に対する作用が緩和なもの。

医薬部外品

 

配合された有効成分によって効果が期待できるもので、

人体に対する作用が緩和なもの。

 

簡単に分類すると、

基本成分だけが入っている普通の歯みがき剤が「化粧品」に分類されて、

さらに有効成分を足したものが「医薬部外品」に分類されています。

 

基本成分

歯みがき剤には基本成分として、

研磨剤/発泡剤/保湿剤/結合材などが配合されています。

 

有効成分

歯みがき剤の有効成分として「薬用成分」が含まれているものが、

いわゆる「薬用歯みがき剤」と呼ばれており、

薬機法においては「医薬部外品」に分類されます。

そのために製品パッケージには、

「薬用歯みがき」と「医薬部外品」というワードが併記されています。

薬機法に基づいて厚生労働省が有効成分(薬用成分)の基準を公布しています。

薬用歯みがき類製造販売承認基準について(平成27年3月25日

 

 

歯みがき剤の選び方:成分をチェックする

基本成分の代表例を挙げてみます。


研磨剤

炭酸カルシウム、水酸アパタイト、リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム等

発泡剤

石ケン素地、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンソーダ等

保湿剤

グリセリン、ソルビット、プロピレングリコール等

結合材

アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース等


研磨剤は、その名の通り、歯を磨いて歯の表面の汚れを落とすものです。

発泡剤は、泡立つ成分で、歯みがき剤がフワッとなって口の中に広がります。

保湿剤は、適度な湿り気を与えてくれます。

結合剤は、成分同士の分離を防いでペースト状を保ってくれます。

 

以上4つは歯みがき剤には欠かせない基本要素なので、

該当する何かしらの成分が必ず入っています。

基本要素なので ここでメーカーが製品の差別化を図るのはちょっと難しいのですが、

成分表をよくチェックすると、

使う人によっては選択の判断材料になる場合があります。

「合成界面活性剤が入っているかどうか」という視点が、

使う人の体質よっては判断材料になる場合があります。

 

合成界面活性剤のタンパク質変性作用

合成界面活性剤,歯みがき剤

これは多くの人に愛用されているメジャーな歯みがき剤の成分表なのですが、

たくさん表記されている成分の中に「ラウリル硫酸Na」が見えます。

これは高級アルココール系界面活性剤で、

ラウリルアルコールに硫酸を結合させてナトリウムで中和したものです。

歯みがき剤だけじゃなくて、

台所用合成洗剤や 洗濯用合成洗剤の多くに使われています。

合成洗剤の成分の一つで泡立つ働きがあるので、

歯みがき剤の発泡剤としても役立っています。

 

ラウリル硫酸Naに代表される合成界面活性剤は、

台所用や洗濯用の合成洗剤にも使われている通りに、

汚れを落とす作用があると同時に、

タンパク質と結合する作用(タンパク質変成作用)があります。

 

台所で合成洗剤を使うと手荒れすることがあるのですが、

それは合成界面活性剤のタンパク質変成作用によって、

タンパク質でできている人の手肌が傷めつけられることで起きています。

ラウリル硫酸Naが悪者という訳では決してないのですが、

使う人の体質によっては過敏に反応してしまって、

それを毎日使い続けると口腔内の粘膜や舌の表面のタンパク質を変性させて、

口の中が荒れてしまう恐れがあります。

 

こういったリスクを心配な方々は、

合成界面活性剤や石油由来原料が何も入っていない、

自然由来の成分だけでできた歯みがき剤をおすすめします。

 

オススメの歯みがき剤

太陽油脂株式会社が製造販売している「パックスナチュロン 石けんはみがき」

石油由来原料・合成界面活性剤・鉱物油・合成ポリマー・水酸化アルミニウム・

合成防腐剤・ 合成香料・合成着色料・プロピレングリコール・サッカリンはすべて無添加、

という自然由来の成分にこだわった歯みがき剤です。

合成界面活性剤が入った歯みがき剤だと口の中が荒れる、

というお悩みをお持ちの方にとっては一度試してみたい製品です。

 

影響の有無は体質次第

合成界面活性剤そのものは、とても便利で私たちの暮らしに役立つものです。
ただし、それを使う人の体質によっては手荒れしたり、
今回の歯みがき剤の場合だと お口の中が荒れたりする場合があります。
あくまで「体質に依る」事象なので、
ご自身の体質や 口腔のコンディションと相談しながら
製品パッケージに表記している成分表をチェックして、
ご自身にピッタリの歯みがき剤を探してみて下さい。

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