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漂白剤と洗剤、何がどう違うの?

漂白剤,洗剤

 

漂白剤と洗剤の違いとは?

漂白剤と洗剤はどちらも汚れを落とすために使われています。

洗濯用洗剤のなかには「漂白剤入り洗剤」というちょっと特殊なものもあったりしますが、

漂白剤は洗剤とどのような点が違うのか、この2つの違いをご存知ですか?

 

先に結論に触れると、


漂白剤→汚れを分解して落とす

洗剤 →汚れを引き剥がして落とす


という汚れを落とすメカニズムに違いがあります。

 

洗剤は界面活性剤が主役

洗剤は主成分である界面活性剤の働きに依存しています。

界面活性剤が汚れに浸透して吸着することで汚れを引き剥がして落とします。

※詳細はこちら: スタッフブログ 界面活性剤ってそもそも何?

 

漂白剤は酸化剤が主役

漂白剤は汚れや色素を化学反応によって分解して白くします。

漂白剤には「酸化作用」という化学作用が備わっています。

酸化作用によって汚れに酸素を反応させて汚れの分子を破壊して分解します。

化学物質を利用して酸化作用を進めるものが「酸化剤」と呼ばれています。

 

物を燃焼させることによって、

物を二酸化炭素と水に変化させることも酸化作用なのですが、

このような酸化作用をもつ酸化剤を体内に取り込んでしまうと、

生体組織を攻撃して癌などの疾患のリスクがあると言われています。

なので酸化剤の取り扱いには注意が必要と言われています。

この点だけにフォーカスすると人体の健康に悪そうな酸化作用なのですが、

これを汚れに作用させると汚れを分解して除去することが容易になります。

この酸化作用を発揮する酸化剤を扱い易くした商品が家庭用漂白剤です。

 

漂白剤は泥汚れには効かない

漂白剤は有機物だけに作用します。

有機物とは、炭水化物・タンパク質・脂肪などのように

動植物の生体内でつくり出される物質を意味しています。

細菌やカビや油汚れも有機物です。

なので漂白剤はカビ汚れやシミに作用して効きます。

一方で有機物ではない泥汚れにはあまり効き目がありません。

泥そのものは有機物じゃないことが多いので、

化学反応が発生し難くて分解が進まないからです。

 

漂白剤はカビ・細菌の殺菌が得意

界面活性剤は 汚れを引き剥がして水の中に分散して洗い流すことが得意です。

カビや細菌類に対しても 衣服や壁から引き剥がすことはある程度できるのですが、

(一部の界面活性剤を除いて)

カビや細菌類を殺菌することはあまり得意ではありません。

引き剥がせなかったカビや細菌がそのまま残ってしまうと、

殺菌できてなくて カビや細菌が生き続ける場合があります。

 

一方で漂白剤はタンパク質などの生物を構成する物質の分解が得意なので、

有機物であるカビや細菌類の細胞の分解が上手で殺菌にとても適しています。

衛生面のことを重視するときは漂白剤が活躍してくれます。

 

 

漂白剤は衣服の繊維も分解してしまうので要注意

漂白剤と洗剤(界面活性剤)では、

衣服を洗濯するときにも大きな違いが出てきます。

 

洗剤(界面活性剤)は汚れを引き剥がして、

水の中に分散して洗い流すことが得意なので、

洗濯機の中で 衣服の繊維から汚れを引き剥がして水の中に分散させて、

すすぎ工程で汚れは洗濯機の外に水と一緒に流されて出ていきます。

洗剤(界面活性剤)によって繊維の分子を分解することは無いので

洗剤によって繊維が傷んでしまうことはほとんどありません。

 

でも漂白剤はそうはいきません。

漂白剤の分解力が衣服の繊維や色素にも作用してしまうことがあって、

衣服の色が抜けたり繊維が傷んでしまうことがあります。

分解力が強力な漂白剤を洗濯に使用してしまったら繊維が傷んでしまうので、

商品パッケージに書いてある用途や使用方法をチェックして正しく使うことが大切です。

 

漂白剤いり洗剤とは?

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漂白剤入り洗剤は、その名前とおりに漂白剤が配合された洗剤です。

汚れを吹き剥がして洗い流す作用と、

有機物を分解(殺菌)する作用の両方を併せ持っています。

「除菌」が求められる洗剤に漂白剤が配合されているケースが多いです。

日光による殺菌ができないので「部屋干し用の洗剤」にはよく配合されています。 

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