産後エクササイズの最初はゆるめの運動から!帝王切開した人の場合
産後エクササイズの最初はゆるめの運動から!帝王切開した人の場合
この記事を読むための時間:3分
産後のエクササイズを帝王切開した体で行う場合は、お腹に強く力を入れる運動は避けてゆるめに体を動かしましょう。
帝王切開での産後エクササイズに良い運動をご紹介するので、そろそろ運動したいと考えているお母さんは参考にしてください。
帝王切開後は軽く体を動かす運動がオススメ
産後のエクササイズを帝王切開後に行う場合は、お腹に負担をかけない軽く体を動かす程度の運動がオススメとなります。
帝王切開したらお腹の回復に努めなくてはいけないので、体を引き締めたくても絶対に無理な運動をしてはいけません。
産後のエクササイズはお腹のことを考えて、ゆるめの腹筋運動からスタートするのが最適です。
ハードな運動は切ったお腹には危険
産後のエクササイズとしていきなりハードな運動をするのは普通でも不向きですが、帝王切開したお母さんの体には特に不向きです。
帝王切開での出産はお腹を切り行っているため、ハードな運動はお腹に強く力が入ってしまい縫った傷口に負担がかかります。
帝王切開で赤ちゃんを出産したお母さんの体は、自然分娩したお母さんよりも体を安静にしなくてはいけません。
体の健康を考えて産後のエクササイズをしっかりしたくても、帝王切開したお腹でハードな運動を行うと体の回復が遅くなってしまいます。
傷口の状態が安定する産後3ヶ月あたりを目安に、軽い運動からエクササイズをスタートしてみるのが良いです。
オススメはゆるめの腹筋運動
産後のエクササイズで帝王切開したお母さんにオススメしたいのが、少しだけお腹に力を入れるゆるめの腹筋運動になります。
ゆるめの腹筋運動は寝た状態で行えるので、お布団に横になっているときなどに気軽にできます。
- 腹筋をするためにまずは横になり、仰向けに寝てください。
- 両手をお腹の上において、ひざを曲げます。お腹に少し力を入れてお尻にも締めるように力を入れながら、お腹が見える位置まで上半身を起こし息を5秒ほどゆっくり吐きます。
- お腹とお尻の力をゆるめながら、上半身を元の位置に戻してください。
運動の目安は1日10回ほどですが、帝王切開した部分に痛みを感じたら可能な範囲の回数で構いません。
エクササイズのレベルをアップする際の注意
産後のエクササイズのレベルをアップしていきたいと思っても、帝王切開したお腹では注意が必要です。
エクササイズのレベルを変えるのは体の状態を見ながら、慎重に進めなくてはいけません。
お腹を切っている体なので主治医にもきちんと話して、エクササイズの内容について決めてください。
体の回復を確かめながらアップする
エクササイズのレベルをゆるめの運動からきつくしていくと、お腹の傷口にかかる負担も大きくなります。
運動でかかる負荷にお腹が耐えられるか体の回復具合を確かめながら、傷口の状態に合わせてエクササイズのレベルをアップすることです。
お腹に力を入れても大丈夫なようであれば、少しずつエクササイズの内容を変えてみてください。
お腹は重要な臓器が集まっている部分なので、体の回復を第一に考えてエクササイズを行いましょう。
医師に相談して意見を取り入れる
産後は定期的に主治医の診察を受けますが、その際にエクササイズのレベルをアップしても問題ないか医師に相談してみてください。
運動の内容によっては医師から見て危険な場合があるので、医療のプロの意見を取り入れるのがオススメです。
医師に相談すれば効果的な産後エクササイズの方法など、役に立つ情報を教えてもらえる可能性があります。
お腹を切った産後にハードなエクササイズができるかは医師に診断してもらう方が、自己判断するよりも正確に分かります。
まとめ
産後のエクササイズを帝王切開したお腹で行う際は、ゆるめの腹筋運動など体に負担のない方法からスタートしていきます。
エクササイズのレベルアップは体の状態をよく見ながら、運動内容を合わせて変えるようにしてください。