セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンの違いとは?理解して賢く使い分けよう!
セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンの違いとは?理解して賢く使い分けよう!
この記事を読むための時間:3分
「セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンって、何が違うの?」
「どうやって使い分けたらいいの?」
このような悩みを抱えている方もいるでしょう。
そこで今回は、セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンの違いから使い分け方まで詳しく解説していきます。使い分け方が理解できると、毎日の掃除が楽しくラクなものに変わりますので、ぜひ参考にしてみてください。
セスキ炭酸ソーダとは?
「セスキ炭酸ソーダ」とは、サラサラとして質感で、水に溶けやすい性質を持っています。水の量でセスキ炭酸ソーダの濃度を調整すれば、ちょっとした汚れからがんこな汚れまでキレイに落とせる優れものです。
おすすめの使い方は、スプレーボトルに水500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を入れた「セスキ水スプレー」を作っておくことです。セスキ炭酸ソーダが残っている場合、ノズルが詰まる原因となりますので、しっかり混ぜておきましょう。
このセスキ水スプレーを1本作り置きしておくだけで、さまざまな汚れを落とせるため、気になったらすぐにキレイにすることが可能です。とはいえ、畳・フローリング・白木・アルミ製など、使用できない場所もありますので注意しましょう。
おすすめの使用場所
- 衣類のシミ
- 照明スイッチ
- ドアノブ
- 網戸 など
オキシクリーンとは?
「オキシクリーン」は、酵素のパワーで汚れを落とす弱アルカリ性で、粉末状酸素系漂白剤に属するものです。衣類のシミや汚れだけではなく、皮脂汚れや血液などの汚れにも使用できるため、住宅の汚れ全般に使用できます。また、漂白・消臭・除菌もすることができる万能クリーナーです。
衣類の場合は30〜40℃、その他の場合は40〜60℃のお湯で完全に溶かしてから使用するのがポイントです。とはいえ、漂白効果もあるため、色落ちしやすい衣類などは避けた方が良いでしょう。
おすすめの使用場所
- 皮脂汚れ
- 衣類・シーツ・マット類の汗ジミ
- 食こぼし
- 血液汚れ
- 洗濯槽の汚れ
- エアコン・空気清浄機のフィルター汚れ など
セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンの使い分け方
セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンの使い分け方は以下の通りです。
- セスキ炭酸ソーダ:つけ置きできないものや場所・拭き掃除・洗濯・衣類の黄ばみ取り
- オキシクリーン:頑固な油汚れ・泥汚れ・カビ取り・広範囲の掃除・衣類の漂白
もっと具体的に使い分け方を見ていきましょう。
茶渋などのしつこい汚れには、オキシクリーンでつけ置きするのが効果的です。セスキ炭酸ソーダではキレイに落としきることができない、まな板・茶渋などの頑固な汚れに対し、2週間に1回のペースでオキシクリーン漬けすると良いでしょう。また、毎日の食器洗いには、セスキ炭酸ソーダがおすすめです。食事をした後の食器をセスキ水スプレーでつけ置きして、お湯・スポンジで洗い流しましょう。
汚れのある場所を拭いた布巾の場合は、オキシクリーンでつけ置きするのが有効です。汚れを落とせるだけではなく、除菌もできるため一石二鳥ですよ。また、食器などを洗った後に拭いた布巾の場合は、セスキ水スプレーでもみ洗いするだけでOKです。
レンジフード内の油汚れには、オキシクリーンがおすすめです。オキシクリーンを溶かしたものを、スポンジにたっぷり染み込ませ、汚れを分解させるようにしっかり落としましょう。この時、油汚れが誇りと混ざっている場合は、キッチンペーパーなどにオキシクリーン液を染み込ませてパックすると良いでしょう。また、レンジフードの外側やガス周りには、セスキ水を使用します。セスキ水スプレーを吹きかけて、スポンジやキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
このように、セスキ炭酸ソーダやオキシクリーンを使用すると、落ちにくい汚れも簡単にキレイにできるため、普段の掃除がラクになりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンの性質は共通する部分もありますが、それぞれ得意とする掃除場所や汚れが異なります。セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすいため拭き掃除や洗濯などオキシクリーンが使用できない場所の掃除に使用すると良いでしょう。また、オキシクリーンは、セスキ炭酸ソーダでは落ちない頑固な汚れに使用するのが効果的です。
なかなか落ちない汚れも、セスキ炭酸ソーダやオキシクリーンを使用すると、スルッとキレイになるため爽快感を味わえます。今回紹介した使い分け方を参考に、セスキ炭酸ソーダとオキシクリーンを上手く使い分け、毎日の掃除を楽しいものにしてください。
前の記事へ
« 成分表示の規定がないファブリーズ次の記事へ
石けんは合成洗剤よりも泡が少ない? »