セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方とは?使用できる場所も紹介!
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方とは?使用できる場所も紹介!
この記事を読むための時間:3分
掃除アイテムとして人気の高い重曹ですが、その重曹よりも高い洗浄効果があると注目を集めているのが、今回紹介する「セスキ炭酸ソーダ」です。一度、セスキ炭酸ソーダのスプレーを作っておくと、さまざまな場所で使用でき、さらに重曹よりもキレイに汚れを落とせます。
そこで今回は、セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方から、使用できる場所まで詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもセスキ炭酸ソーダとは?
「セスキ炭酸ソーダ」とは、重曹と同様、弱アルカリ性の粉末状で、セスキ炭酸ナトリウムやテトラトリタ炭酸ナトリウムとも呼ばれています。セスキとは、化学用語で3分の2という意味があり、炭酸ナトリウムと重曹を半分ずつ合わせて、その中間に位置するものといった意味です。つまり、炭酸ナトリウムと重曹、両方の中間的な性質を持ち合わせています。
セスキ炭酸ソーダは、油汚れ・皮脂汚れ・タンパク質汚れ・誇りといった酸性の汚れを落とすのに効果を発揮します。環境の優しい上に、水に溶かすだけと使用しやすいため、掃除アイテムとして人気です。
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方
ここからは、セスキ炭酸ソーダスプレー(セスキ水スプレー)の作り方を紹介します。
用意するものは、「セスキ炭酸ソーダ」「水」「スプレーボトル」の3つだけです。しかし、分量をしっかり守りたいという方は、「計量カップ」「小さじの計量スプーン」も用意しておきましょう。
セスキ炭酸ソーダスプレーを作る準備ができたところで、いよいよ実際に作っていきましょう。作り方も至って簡単。100mlの水に対して1gのセスキ炭酸ソーダを入れて混ぜるだけです。
基本的に小さじの計量スプーン1杯で5gですので、500ml入るスプレーボトルに小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを入れてよくかき混ぜます。目安は、手で触れてぬるっとするくらいでOKです。セスキ炭酸ソーダが溶け残っていると、ノズルが詰まる恐れがありますので、しっかり溶けるまで混ぜてください。
セスキ炭酸ソーダスプレーが使用できる場所はどこ?
冒頭でも紹介したように、セスキ炭酸ソーダは酸性の汚れを落とすのに効果覿面です。基本的に、数ある汚れのうち、ベタついているものは油分を含んでいる可能性が高いため、これらの汚れを見かけたらセスキ炭酸ソーダスプレーをシュッと吹きかけて掃除すると良いでしょう。
特に、油で汚れている可能性が高いキッチンと、皮脂で汚れている可能性が高いリビングで重宝します。それでは、詳しく見ていきましょう。
キッチンのコンロ周りは、揚げ物や炒めものも調理の際に飛び散る油で汚れてしまいがち。その油汚れに、セスキ炭酸ソーダスプレーをたっぷり吹きかけてキッチンペーパーなどで拭き取るだけで、キレイに油汚れを落としてくれます。魚焼きグリル・換気扇などの頑固な汚れも簡単にキレイに落とせるため、これまでよりも掃除がラクにできます。
また、リビングの場合は、普段あまり目に付きませんが、皮脂で汚れています。リモコン・ドアノブ・照明スイッチ・フローリングといった頻繁に触れる場所は皮脂が蓄積します。この汚れにも、セスキ炭酸ソーダスプレーが有効です。デリケートな素材もあるため、ティッシュなどにセスキ炭酸ソーダスプレーを吹きかけてから拭き取ります。セスキ炭酸ソーダスプレーの成分が残らないように、最後に水拭きしてキレイにしましょう。
その他にも、頑固な汗染みのある衣類の洗濯の際にもセスキ炭酸ソーダスプレーを使用することができます。使い方もシンプルで、襟や脇といった皮脂汚れの気になるポイントにセスキ炭酸ソーダスプレーを吹きかけ、いつものように洗濯するだけです。白いシャツの黄ばみなどが気になる方は、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
重曹よりも高い洗浄効果のあるセスキ炭酸ソーダ。このセスキ炭酸ソーダを使用したスプレーを1本用意しておけば、汚れが気になった際、すぐにサッと掃除できます。油汚れや皮脂汚れなどを簡単にキレイに落とせますので、各部屋に1本置いておくと便利ですよ。
前の記事へ
« エコ洗剤の代表格「石けん」とは?