掃除が腰痛の原因に？防ぐための注意点

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「掃除をしたら腰が痛くなった」という経験のある方は多いのではないでしょうか？掃除中は中腰になることが多いので、腰痛持ちの方はもちろん、そうでない方も腰痛発症の原因になってしまうことがあります。そこでこの記事では、掃除で腰痛を防ぐための注意点を紹介していきます。大切な3つのポイントと、特に腰痛を引き起こしやすい場面に合わせた注意点を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

腰痛を防ぐために大切な3つのポイント

腰痛の原因のほとんどは、腰の骨の老化によるもの、もしくは腰の筋肉の疲労であると言われていますが、痛みが発症するきっかけは様々です。そこでまずは、腰痛を防ぐために掃除中は常に意識したい3つのポイントを紹介します。

①長時間同じ姿勢をしない

腰に負担がかかった状態が長く続くと、腰の筋肉が凝り固まったり、疲労や炎症が起きて痛みが生じることがあります。長時間同じ姿勢になってしまっていると気付いたら、腰が痛いと感じていなくても一度体勢を変え、腰回りの筋肉をほぐしてあげてください。

②腰ではなく「膝」を曲げる

低い姿勢をとりたい時に腰を曲げてしまうことによって腰に負担がかかり、腰痛が引き起こされます。特に、足に筋肉が少ない人は無意識に腰を曲げがちです。低い場所の掃除をする時は、できるだけ膝を曲げて行いましょう。

③急に起き上がらない

急に起き上がったり急に腰を伸ばしたりする動作は、「ぎっくり腰」をはじめとした腰痛が起こるきっかけになりやすいと言われています。急な動きによって腰の関節が捻挫を起こす可能性があるのです。例えば床掃除をしていて急に立ち上がったり、屈んだ状態から急に腰を伸ばしたりしないように注意してください。

特に腰痛を引き起こしやすい掃除＆注意点

続いては、掃除の中でも特に腰痛を引き起こしやすいと考えられる3つの掃除と、その掃除をする時の注意点をぞれぞれ紹介します。普段から腰痛に悩んでいる方や、腰回りに違和感がある方は特に注意してください。

①掃除機をかける時

掃除機をかける時は無意識に中腰になりやすいため、腰痛になりやすいと言われています。中でも重い掃除機を使っている方は、その重量が腰の負担になることもあるので注意が必要です。テーブルの下などに掃除機をかけたい時には、できるだけ膝を曲げて屈むようにしましょう。可能であれば、掃除機を軽いスティックタイプのものに変更することをおすすめします。

②お風呂掃除

お風呂掃除は、窮屈な空間で床や浴室の中を掃除するので、中腰の姿勢を長時間続けてしまいやすいため注意が必要です。腰から背中を自然に伸ばした状態を心がけましょう。突然立ち上がらないようにすることも忘れないようにしてください。長い柄のついたスポンジなどを購入するのもおすすめです。

③物を片付ける時

掃除中は、床に置いた物を持ち上げたり、拾って片付けたりすることが多いのではないでしょうか。物が散らかっている場合はもちろんのこと、使用した掃除用具を片付ける時も該当します。そんな時、重いものを持った状態で急に立ち上がると、腰に大きな負担がかかってしまいいます。膝を曲げてものを拾い、ゆっくりと立ち上がりましょう。

油断大敵！掃除は腰痛に気をつけよう

掃除で腰痛を防ぐための注意点を紹介しました。腰痛は30代以降の世代だけでなく、20代以下の若者にもに多く見られる身近な存在です。掃除中にグキッと痛めてしまうと激しく痛み、しばらく辛い状態が続くので、油断しないようにしてくださいね。

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