【重曹による掃除のコツ】効果と使い道を一覧で徹底解説
【重曹による掃除のコツ】効果と使い道を一覧で徹底解説
この記事を読むための時間:3分
重曹は、掃除において様々な使い道があるとご存知ですか?
重曹は「医療用」「食用」「工業用」など幅広い用途で利用されており、掃除においても強力な効果を発揮します。その上、重曹は初心者でも簡単に利用することができるのです。
この記事では、重曹を使って掃除をするコツや使い道を一覧でご紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
重曹が掃除に適している5つの理由
重曹は正式名称が「炭酸水素ナトリウム」と呼ばれる物質で、様々な特徴を持ちます。
以降では、重曹の特徴を1つずつ解説していきます。
発泡性がある
重曹は発泡性を持っており、温めることで二酸化炭素を発生させる特徴があります。そのため、この特徴を利用すると、頑固な汚れを浮かせて取り除くことができるのです。
安全性が高い
重曹は「食用」としても利用される物質のため、安全性が高いという特徴があります。そのため、一般的な洗剤などよりも利用できる範囲が広いのです。
研磨効果がある
重曹は粒子が細かく、水に溶けにくいため研磨効果が高いという特徴があります。そのため、重曹を汚れにつけて擦ることで、クレンザーとして利用することができるのです。
弱アルカリ性である
重曹は弱アルカリ性の性質を持つため、酸性汚れを落とすという特徴があります。そのため、油汚れや焦げ付き、手垢などの汚れに強いのです。
消臭効果がある
重曹は酸性の臭いを吸着する性質を持つため、消臭効果が高いという特徴があります。そのため、臭いが強い場所や、臭いがこもる場所の消臭として利用できるのです。
重曹で掃除をするコツ
重曹を掃除に使うコツは、用途に応じて適した使用方法を選択することです。
重曹には、大きく分けて以下3つの使い方があります。
- 粉末のまま
- ペースト状(重曹3:水1)
- 重曹水(重曹小さじ1:水100ml)
研磨効果を発揮させたい方は「粉末」として、頑固な汚れを落としたい方は「ペースト状」として、様々な用途に使いたい方は「重曹水」として利用すると良いでしょう。
掃除における重曹の使い道一覧
掃除における重曹の使い道は豊富にあります。この章では、重曹が効果を発揮する代表的な場所を解説していきます。
キッチン
重曹はキッチンの油汚れ、排水溝のぬめりなどに効果を発揮します。
軽度の油汚れには重曹水+拭き掃除、頑固な油汚れには重曹ペーストを利用することで、大抵の油汚れを取り除くことができます。
また、ぬめりや臭いが発生しやすいキッチンの排水口は、粉末の重曹が効果的です。
お風呂
重曹はお風呂の皮脂汚れ、手垢などに効果を発揮します。
掃除方法はキッチンと同様で、軽度の汚れには重曹水、頑固な汚れには重曹ペーストが効果的です。
排水口のぬめりや臭いには、粉末の重曹を利用しましょう。
トイレ
重曹はトイレの黒カビ、ぬめり、臭いなどに効果を発揮します。
便器の掃除は、重曹水をスプレーで吹きかけて数分浸透させてから、ブラシで擦ることで汚れを取り除くことができます。床や壁などの掃除は、重曹水を染み込ませた雑巾などで拭き掃除をすると良いでしょう。
洗濯機
重曹は洗濯機の内部にこびり付いたカビや汚れ、それに伴う臭いなどに効果を発揮します。
掃除方法は、重曹を入れて洗濯機を回すだけです。洗濯機を回して数時間置いておくと、汚れが浮いてきます。汚れを掬い取ったら、脱水して再度洗濯機を回しましょう。
重曹で家を丸ごとお掃除しよう
この記事では、重曹を使った掃除のコツや使い道を解説しました。
重曹は多くの特徴を持ち、様々な場面で活躍します。上手く活用して、楽に家中を掃除しましょう。
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