清潔なカイロプラクティック施術院にてエアコン洗浄

渋谷区でカイロプラクティックサロンを経営されているお客様から

エアコンクリーニング の依頼をお受けして、

先日に作業を実施しました。

今回はその作業の一端を紹介します。

対象エアコンは、日立製の通常タイプエアコン RAS-AJ25E(W)です。

ご依頼のきっかけ・背景は、

「エアコンの効きが悪くなった」という問題が生じたことです。

効きの悪化の原因が汚れによるものと捉えて、

課題解決のためにエアコンクリーニング に臨みます。

お掃除が行き届いた清潔なサロン

対象となるエアコンはカイロプラクティックサロンの院内に設置されています。

院内はとにかくキレイです。

フロアはもちろん、

デスクや小物類に至るまで普段からお掃除がしっかりと為されており、

ホコリや汚れは無くて清潔に保たれています。

キレイな院内、でもエアコンだけは事情が別

画像が示す通り、

送風ファンには固形化したホコリとカビが付着しており、

熱交換器のアルミの板と板の間にはホコリやカビが入り込んでいます。

送風ファンの汚れは、嫌な匂いの原因となり、

熱交換器のカビ汚れは、「熱交換」の効率悪化の原因となる場合があります。

院内は掃除されて清潔、なぜエアコンだけこんな状態になるの？

お掃除が行き届いていて、

フロアや施術台は汚れやホコリはなく

とてもキレイで清潔な状態ですが、

施術される際に衣服を脱着すると、

わずかですが衣類から糸くずが生じたり、

人々が動けば髪の毛が抜け落ちたりします。

この糸くずや髪の毛が ホコリの素となり、

とても質量が少なく軽いので宙に舞ってしまいます。

冷房や暖房をかけているときに、これらがエアコンに吸い込まれます。

こういったことはサロンに限ったことではなくて、

一般のご家庭でも同じことが起きます。

例えば寝室に設置されているエアコンは、

お布団の影響でホコリを多量に吸い込んでいることが多いです。

ホコリはカビの栄養源

ホコリには脂質やタンパク質が含有されていることが多く、

その結果 ホコリがカビにとっての栄養源となってカビの繁殖を助長してしまい、

エアコンのカビ汚れの拡大の原因になる恐れがあります。

カビ汚れやホコリを抑えるために普段からお掃除したいのですが、

エアコンは2メートルを超える高さに設置されていることが多くて、

一般の方々にとってはエアコンの内部をお掃除することは容易ではありません。

頑張ればフォルターはご自身で取り外して掃除できるのですが、

送風ファンや熱交換器などの内部にある部材のお掃除はとても困難です。

院内の什器を養生して、いざ洗浄作業へ

院内に設置されているデスクやPC、コピー機などを洗浄作業に備えて

ビニールで全体を覆うように養生していきます。

対象となるエアコンを分解して 開閉パネルやフィルター、

風向板、外装カバーなどのパーツを取り外します。

その上で筐体を覆うように養生してから洗浄水を受け止める準備をします。

ここから洗浄作業を始めます。

洗浄した結果、エアコンの状態は？

エアコンの内部に高圧の水流をあてて洗浄すると、

内部から次々にカビ汚れが流出してきます。

バケツに回収した洗浄水は墨汁のように真っ黒に染まっています。

送風ファンに固着していた汚れは一掃されてスッキリしました。

熱交換器もアルミの板と板の間に目詰まりしていた汚れの固形物が無くなりました。

これで 空気との接触する面積が本来の状態に戻り、

悪化していたエアコンの効き目も改善が期待できます。