DAIKINルームエアコンrisora(リソラ)Sシリーズを洗浄クリーニング
店舗設置のrisora(リソラ)はどれくらい汚れてる?
渋谷区で店舗を運営されているお客様から依頼を受けて、
先日エアコンクリーニング作業を実施してきました。
対象となるエアコンはダイキン製のルームエアコンrisora(リソラ)です。
この機種は奥行きが185mmでとても薄いことが特徴で、
空間の雰囲気やインテリアを大切にしている環境にとても適しています
こちらの店舗も壁や床の色合いから什器に至るまで整えられており、
その状況にぴったりマッチするエアコンとなるとrisora(リソラ)が最適解のようです。
2020年製ということで使用期間は約4年以上、
店舗内使用ということで運転時間はご家庭に比べると長めです。
このような条件下だと内部はかなり汚れていると推察できます。
ダストフィルターやパネル表面は普段からお掃除されていてとてもキレイです。
今回は普段のお手入れでは対応できないエアコン内部の洗浄を目的にクリーニング作業を進めていきます。
リモコンを操作してパネルを取り外す
risora(リソラ)は一般的なルームエアコンと異なった造りをしており、
手動だけではオープンパネルを開けたり外したりすることができません。
上記画像はリモコンに貼られたシールで取り外し方法が記されています。
この内容に従ってリモコンボタン操作しながらゆっくりとパネルを外していきます。
オープンパネルを取り外すとこのような状態になります。
こうなると普通のルームエアコンに近い見た目と状態をしています。
筐体カバーを外して洗浄作業へ
風向板や筐体を覆っているプラスティック製パネルを丸ごと取り外すと
画像のように熱交換器(アルミフィン)が全て露わになり、洗浄できる状態になります。
取り外した各パネル類は店舗の軒先をお借りしてサッと水洗いしていきます。
エアコン全体を覆うようにビニールで養生してから、
液体状の石鹸と炭酸ソーダ水を塗布してから高圧洗浄していきます。
洗浄していくとエアコン内部から次々とカビ汚れが流れ出てきました。
洗浄水をバケツで回収するとそこには黒く染まったお水が貯まる一方です。
ヘビーユースの環境下でエアコンを4年使用すると、
エアコン内部は結露で濡れた状態がずっと続いたままなので
どうしてもこんなカビ汚れが状態になってしまいます。
この状態を鑑みるとこちらの店舗では1年に1回または半年に1回くらいの頻度で
定期的に洗浄クリーニングすることが適切かもしれません。
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