どうやってカビは発生するの?
お住まいに発生するカビは?
カビは10万種類あると言われていますが、お住まいの室内に潜んでいるカビは約10種類程度あります。
カビの発育条件
発生してしまったカビが育つためには以下の3つの条件が必要です。
①温度
②湿度
③栄養源
温度:夏季
2018年5〜8月における東京の日平均気温の月平均値(℃)を調べると、
以下のような数値が記録されていました。
5月:22.4℃
6月:28.3℃
7月:28.1℃
8月:22.9℃
5月から8月にかけて、気温がカビの発育とって適切な温度になってきます。
この季節がカビにとって最適な時期であり、知らぬ間にカビが発生してしまうリスクがあります。
湿度:エアコン内部の結露
エアコンの冷房により室内の暑い空気を急激に冷やすため、
その温度変化に伴ってエアコンの熱交換器(アルミフィン)に結露が発生してしまい、
冷房を運転している間は常に水がエアコン内部に滴り落ちて 湿度が急激に高まった状態を続いています。
栄養:ホコリ
ホコリは、布団や衣服などから出た繊維クズが主成分です。
そこに人の皮膚のかけら、ふけ、垢、調理時に発生した油分、土、花粉などが繊維のクズに混ざり合います。
エアコンを使用すると、エアコンはお部屋の空気を吸い込み、その際にホコリも取り込んでしまいます。
これがカビにとっての栄養源と化して、カビがどんどん育って拡がっていきます。
夏季にエアコン(冷房)を使用すると、
必要な3つの条件を満たしてしまいカビが発育していく傾向が高まります。
そのまま放置すると、エアコンからカビの胞子が吹き出されて、
上述したアレルギー反応による疾病(喘息、気管支炎、皮膚炎)など、
健康への影響が懸念されます。
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