足立区のお客様から2度目のオーダー

足立区鹿浜にお住まいのお客様からエアコンクリーニング （洗浄）のご依頼を受けて、

先日に作業実施しました。

前回の作業日は2020年 2月13日で、

今回の作業日は昨日である2021年12月23日です。

間隔としては約2年です。

「一般的なクリーニングの頻度は2年に1回程度です」と

前回作業後にお伝えしていた経緯があり、

そのことをお客様ご自身も記憶されていて、

実際に汚れも目立ち始めたので 「そろそろかな」と判断されて、

エアコンクリーニング を再び予約されたそうです。

では、どれくらい汚れているのか見てみましょう。

エアコンを約２年間使用すると、どれくらい汚れる？

この画像は風向口の奥を撮ったものです。

最奥の方に送風ファンが写っています。

ファン自体の色がブラックなので目立たないのですが、

表面に粉っぽい汚れが付着しています。

そしてファンの周囲に黒い斑点が拡がっているのが分かります。

これら全部カビ汚れです。

当該エアコンの設置場所はリビング・ダイニングルームです。

ペットは一緒に住んでいません。

どのご家庭でもそうなのですが、

リビング・ダイニングルーム設置のエアコンは相対的に最も運転時間が長くなる傾向にあり、

またキッチンがあることで油汚れの影響も受けていることが多いです。

そのため他のお部屋に比べると汚れの進行が早くなりがちで、

衛生的に保つためには定期的なクリーニング・洗浄が必要です。

エアコンを分解・洗浄していく

対象となるエアコンは

ダイキン製AN63TRP-W（お掃除機能付き）です。

2016年製と比較的新しいルームエアコンです。

先ずはオープンパネルと３枚のルーバーと外してから、

左右の独立したカバーと底部を覆っているプラスティックカバーパネルを取り外します。

右側側面に設定されている電装基盤からカプラーを抜き取ってから

分解作業を進めていきます。

エアコン前面に設置されている受光部パネルを、

右から左の方へスライドさせながら取り外します。

続いて、熱交換器（アルミフィン）を覆うように設置されている自動お掃除ユニットを

分離させて洗浄可能な状態にしていきます。

ビニールを使って筐体全体を養生してから いよいよ洗浄開始です。

２年間の使用で蓄積したカビ汚れを取り除く

エコ洗剤（液体状の石けんとセスキ炭酸ソーダ）を塗布した後に、

風向口の汚れをブラッシングして高圧洗浄作業に着手します。

高圧のお水によって、視認できていた表面の汚れはもちろんのこと、

さらに奥部に潜んでいたカビ汚れも押し出されるように流れ出てきました。

作業前は黒い斑点状のカビ汚れが目立っていましたが、

クリーニングを終えると汚れは一掃されて、

衛生的で綺麗な仕上がりです。

クリーニング直後は画像にあるように水分が残っているので、

乾かすために暖房運転を30分程度続けていきます。

やはりエアコンを使用して２年経過したら汚れをチェックして、

エアコンクリーニング のタイミングを推し測ることが良さそうです。