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嫌な匂いを防ぐ部屋干しのコツは?

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部屋干しでも嫌な匂いがしない方法は?

衣類の洗濯物は晴れた日に屋外でつり干しすると、

カラッと乾いて気持ちいい仕上がりになるのですが、

雨の日はどうしても部屋干しになりがちで、

その仕上がりは「カラッと」とは程遠く、

乾くのに時間がかかり嫌な匂いが生じることもあります。

 

初夏に訪れる梅雨、盛夏に群発しがちな台風、

晩夏から秋にかけて発生する秋雨、

日本では毎年、雨がずっと続く期間があって部屋干しの日々が続きます。

自宅に洗濯物の乾燥機があればいいのですが、

無い場合は、部屋干しを強いられます。

今回は衣類から嫌な匂いが生じないようにするコツについて触れてみます。

 

洗濯物の嫌な匂いの原因は増殖した細菌

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衣類の洗濯物に大量の細菌が繁殖してしまうと、

あの嫌な匂いが発生します。

細菌は、温度/水分/栄養源、の3つの条件が揃うと増殖が促進されます。

これはエアコンにカビが発生する仕組みとほぼ同じです。

条件1:温度

部屋干ししている部屋の気温が20℃を超えと細菌が増殖し易くなります。

条件2:栄養源

洗濯物の繊維に細菌のエネルギーとなる栄養素があると増殖し易くなります。

この場合の栄養素は衣類に付着している汚れです。

汚れは有機物である場合が多く、

たんぱく質や脂質が多く含まれていて細菌の栄養源です。

条件3;水分

水分が十分にある状態がずっと続くと細菌が増殖し易くなります。

 

条件1の温度は、エアコンを使用することで室温を下げることができて

有効な対策になりますが、代わりに電気代が余計にかかってしまうのが悩ましいです。

部屋干し対策のためだけに外出時にエアコンを点けっ放しにするは

エネルギーの無駄使いで辛いものです。

 

条件2の栄養源は、

洗濯した後にも衣類に残留してしまった汚れのことなのですが、

しっかりと洗濯機で洗浄したのに残っている汚れなので、

言い換えると衣類から汚れを完璧(ゼロ)に除去することはできないです。

なので洗濯しても微量の汚れ(栄養源)は残るものと捉えます。

 

条件3の水分が、他の2点と比べると最も対策がし易いです。

洗濯した後にできるだけ早く洗濯物から水分を取り除くことが

嫌な匂いを避ける有効な手段です。

それでは 次に部屋干しにおいて、

「早く洗濯物から水分を取り除く」方法をいくつか挙げてみます。

 

部屋干しでも早く洗濯物から水分を取り除くには?

大量の水を使って洗濯された衣類には水分が繊維に含まれています。

この洗濯物を部屋干しすると、

洗濯物の繊維の表面から徐々に水分が蒸発していくのですが、

ここで問題が生じます。

洗濯物の繊維の表面付近の湿度が局地的に高まってしまうのです。

洗濯物の表面の付近だけ湿度が100%近く、

または100%まで達してしまう場合があり、

そうなると空気中の水蒸気が限界まで溜まった状態になります。

そうなると もうこれ以上 空気が水蒸気を抱えることができなくて、

洗濯物から水分が蒸発できなくなります。

この状態になると洗濯物はずっと乾かないままで、

長い時間ずっと水分が衣類に留まり続けて、

その結果 細菌の増殖に繋がります。

この観点から洗濯物から水分を取り除くためには、

洗濯物付近の風通しを良くしてあげて、

湿度が極端に高くなってしまった空気を追い出して、

逆に湿度が低い空気を洗濯物の付近に取り込むことが必要です。

 

家電を活用して湿度が高い空気を追い出す

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自宅にある家電を活用することで、

湿度の高い空気と低い空気の入れ替えができます。

 

換気扇

換気扇がある部屋で部屋干しする場合には、この換気扇が役立ちます。

換気扇を稼動することで部屋の中の空気に流れを作ってあげて

洗濯物付近に湿度が高い空気の滞留を防ぎます。

 

扇風機・サーキュレーター

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扇風機やサーキュレーターを活用はかなり有効です。

洗濯物の付近の空気が流れるように

扇風機やサーキュレーターを使って風を当ててつつ、

部屋の扉を開けて部屋の空気が入れ替わるようにします。

併せて窓も少し開けておくと、

湿度の高い空気と低い空気の入れ替えが促されます。

 

洗濯物を重ね折りの状態で干さない

洗濯物を折りたたんだ状態で干すことは避けたいです。

衣類の布が重なった箇所は当然風通しは悪くて、

衣類から水分が蒸発することが困難なります。

 

タオルを干す時はパラソル型ハンガーは不向き

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タオルを部屋干しするときにパラソル型ハンガーを使うと、

タオルは二つ折りの状態になってしまうので

重なった箇所の空気は風通しが極端に悪く、

タオルから水分がなかなか蒸発できなくて細菌が増殖してしまいます。

 

タオルを干す時は角形ハンガー(ピンチ)がオススメ

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パラソル型ハンガーの代わりに、

角形ハンガーを活用することが有効です。

角形ハンガーのピンチ(洗濯バサミ)を使うことで、

タオルを重ねずに、そのまま1枚の状態で干すと、

風通しがよく水分が蒸発し易くなって乾燥するまでの時間を短縮できます。

そうなれば細菌の増殖、嫌な匂いの発生を抑制できます。

 

以上のように部屋干しのコツとして、

温度・水分(湿度)・栄養源の観点で、

特に水分(湿度)に係る方法に触れてみました。

「部屋干し」以前の対策として、

洗濯機の洗濯槽を定期的に漂白剤を活用して除菌したり、

洗濯時に酸素系漂白剤を使用したりすることが挙げられるのですが、

全部をやるのは大変なので、

先ずは角形ハンガーと扇風機の2つを

活用することから始めると

無理なくラクに実践できそうです。

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