エコ洗剤・エコ洗浄によるエアコン・水まわりのお掃除は、はなえハウスクリーニングにお任せ下さい。

お気軽にお電話でお問い合わせください。 03-5879-4156 【受付】9:00~18:00 不定休

ブログ


洗濯で衣類が縮んだりシワがつくことは避けられないの?

洗濯,シワ,縮む,色落ち

 

洗濯物のシワや型くずれ、色あせを防ぐには?

日々の暮らしに欠かせない洗濯。

洗濯物を干し終えると、汚れが落ちつつ一仕事終えて気分も晴れるのですが、

後になってアレ?って気になってしまうのが、衣類のシワ。

シワに加えて縮んだり、繊維がほつれて布が薄くなったり、

時には色落ちすることもあります。

このような衣類の傷みに気づいてしまうと洗濯後の爽快な気分も消えてしまいます。

どうして洗濯すると衣類に悪い影響が出るのでしょうか?

今回は 洗濯による衣類の傷みについて触れてみます。

 

 

縮んだりシワができる原因は水

洗濯することで衣類が縮んだりシワができてしまうのは、

衣類の繊維の中に水分が入り込んでしまうことが原因です。

繊維の種類は幾つかありますが、

繊維の中でも、木綿や麻、絹、羊毛など、

天然由来の繊維が水分の悪影響を受けやすいです。

こういった天然由来の繊維の分子は水と交わりやすい特徴があります。

ミクロな繊維を拡大して観察すると、

細長い糸のような形をした分子が同じ方向を向いて並んでいます。

洗濯機の中で水に浸すと、この繊維の分子と分子の間に水分を吸収してしまいます。

そうすると、水分を吸収したことで繊維の糸が太くなってしまい、

その結果、糸と糸の間隔が狭くなって繊維が変形してしまいます。

この変形によって結果的に「縮む」に至ります。

さらに、繊維の分子と分子の間に水分が吸収された状態になると、

繊維分子のポジションが変わりやすくなります。

このポジションの変化(=ズレる)が起きたままで乾燥すると、

衣類の「シワ」ができてしまいます。

 

 

洗濯槽の攪拌が衣類を傷つける

洗濯機はその洗濯槽の中で水と一緒に衣類を攪拌することで、

衣類と衣類がぶつかり、衣類と洗濯槽の内側にある突起に衣類がぶつかって、

衣類に着いた汚れを落としています。

ただし、ぶつかる時に摩擦が生じており、

この摩擦によって少しづつですが衣類から繊維が引き剥がされていきます。

引き剥がされた繊維は繊維クズとなって、

洗濯槽にアタッチされているネットで回収されますが、

繊維クズの分だけ衣類から繊維が外れており、

洗濯を繰り返すことに比例して徐々に 衣類の生地は薄くなってしまいます。

もともと薄い生地でできている肌着は その傾向がはっきりと分かりやすく、

「この下着はもうボロボロだな」と感じることが多いです。

 

 

衣類の色落ちは避けられない

洗濯すると衣類の「色落ち」も必然で、避けることは困難です。

衣類のカラーは、染料と繊維を結合させることで色づけされています。

繊維に結合している染料は洗濯する度に 少しずつ落ちていきます。

 

 

洗濯機の「脱水」もシワの原因に

洗濯機の最後の工程である「脱水」

欠かせない工程ですが、実はこの脱水が 繊維を傷めています。

洗濯機の中の洗濯槽を高速回転することで遠心力が発生します。

この遠心力によって衣類に入り込んだ水分を取り除いているのですが、

同時に遠心力が衣類にシワをつけて固定化してしまいます。

 

 

対策は?

洗濯,シワ,型くずれ

ここまで触れてみて、

洗濯という行為(攪拌洗浄・脱水)そのものが、

衣類を傷つけることに繋がっていることが分かりました。

そうなると、洗濯は生活する上で欠かせない行為なので、

衣類の傷みを「完全に」無くすことは不可能です。

 

ここは発想を切り替えて、

「洗濯は衣類を傷める行為」と割り切って、

衣類の傷みの程度を低くすること・抑制することが得策のようです。

そうなると、日々やらないといけない洗濯において、

できる対策は、過度な洗濯を控えることです。


・摩擦による繊維の損傷

・洗浄による色落ち

・遠心力によるシワ


これらをなるべく抑制するために、

 


・衣類の洗濯表示をチェックする

・洗濯機に入れる衣類の量を適量にする

・衣類をネットに入れて洗濯する

・脱水時間は長くしない


これらが試してみたい方策です。

 

衣類の洗濯表示をチェックする

衣類のタグに記載されている「洗濯表示」の見落としを無くして、

表示されている内容に従った洗濯機の操作が大切です。

洗濯機に入れる衣類の量を適量にする

洗濯槽(水)の容量に対して衣類の量が過多だと

衣類の絡まり過ぎて傷めたり、

逆に衣類の量が少な過ぎると、

衣類の衝突が高まり傷めてしまいます。

衣類をネットに入れて洗濯する

衣類をネットに入れてから洗濯することで、

衝突による摩擦を抑制します。

脱水時間は長くしない

長く脱水することは控えて

洗濯機の基本設定とおりの脱水行為で済ませてシワの抑制を図ります。

 

上記のような洗濯機の操作に係る対策以外に、

干す前に(乾燥前に)衣類のシワを伸ばすことや、

襟やボタンがある衣類の場合には、

ハンガーにかけてボタンをとめて干す、襟は立てて干すなど、

なるべく衣類の型に添った干し方をして、

余計なシワの軽減を図ってみましょう。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 はなえハウスクリーニング. All rights Reserved.