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柔軟剤の香りは健康の敵?

柔軟剤,香害

 

柔軟剤の香りによる健康被害が増加中

 

合成洗剤を用いて洗濯すると、洗濯物が強付いて肌触りが悪くなることがあります。
この強付き(ごわつき)を抑制して、

衣類をソフトに保ち、傷んだ繊維を柔らかくするために

洗剤メーカーが開発・販売している製品が「柔軟剤」です。

各メーカーは競い合って差別化を図るために、

柔軟剤に様々な香り・においの成分を含有させて、

「●●の香り!」「●●による気持ちが良い香り!」などと訴求しています。

 

しかしながら一方で、2013年に独立行政法人国民生活センターによって

「柔軟仕上げ剤のにおい」に関する相談件数が増加傾向にあると情報提供が行われました。

この時に発表された累積している相談件数は187件で、

頭痛や吐き気などに係る危害情報は 61%(115 件)もありました。

また柔軟剤の購入者(使用者)と相談者が異なっているケースは74%も占めており、

春から秋にかけて、相談者が使用したものではない、

隣家などの他人が使用した柔軟剤の香り・においについての相談が多く寄せられました。

 

また、同じく国民生活センターのよる2020年の発表資料によると、

2013年以降も、「柔軟仕上げ剤のにおいがきつくて頭が痛くなる」などの相談情報が

毎年一定程度(年間130~250件程度)寄せられていることが確認できます。

<発表資料>

 

 

柔軟剤,化学物質過敏症

 

香り成分がもたらす化学物質過敏症

 

柔軟剤の香りにはフェノール系やテルペン系の成分が使われ、

抗菌作用があるものが多くありますが、

一方で人によってはアレルギー作用を引き起こす場合もあります。

その製品が自分の好みであったり、自分に適していると感じて使用を続けると、

ご自身の健康被害に繋がったり、

または自分以外の誰かにその香り成分を振り撒いてしまって、

他者の健康を損ねてしまうこともあり得ます。

化学物質過敏症の人が全国で70万人とも100万人ともいわれており、

この方々が外出できなくなったり隣家の洗濯物の柔軟剤のにおいで、

窓を開けられなくなるといったトラブルも起こっているといわれています。

 

香りの規制が必要?

 

香りに対する人々の嗜好や身体の反応は様々です。

それらの範囲を大きく超える強烈なレベルの香りは、

嫌悪感や健康被害になるリスクがあります。

かつてから合成洗剤にも香りがきつい製品があって問題視されて来ましたが、

柔軟剤の普及によってさらに被害が拡大しています。

EUでは、2013年にアレルゲンであることが明白な香料成分については、

製品のラベルに表示することを義務付けましたが、

日本では規制の動きは まだありません。

となれば、私たちが日々の暮らしの中で実施できる予防策から着手することが大切です。

 

 

今すぐできる予防策

 

クエン酸

柔軟剤の代わりにクエン酸を使用することがとても有効です。

 

クエン酸とは

クエン酸は、柑橘類に含まれる有機化合物で、

ヒドロキシ酸のひとつで爽やかな酸味を持っています。

レモン・みかん・グレープフルーツなどの植物を原料として生成されており、

いわゆる天然由来・植物由来の製品であり、人々の身体や環境に対して優しく安全です。

 

柔軟剤の代わりになれる

洗濯用洗剤の多くは弱アルカリ性~アルカリ性です。

一方でクエン酸はその名が示す通り酸性の成分です。

洗濯時の仕上げとしてすすぎのタイミングでクエン酸を使用すると、

アルカリ性と酸性が中和されて、

さらに繊維に残るとゴワゴワとしがちな洗剤や石けんカスを取り除いてくれます。

そうして洗濯物がふんわり仕上がります。 

 

無臭

クエン酸はそもそも無臭です。

大半の柔軟剤には香りがついているため、

香り付きの仕上がりが半ばデフォルトとなっていますが、

クエン酸を柔軟剤代わりに使用することで衣類に香りが付くことを抑制してくれます。

 

雑菌を抑える

酸性のクエン酸は雑菌の繁殖を抑える作用があります。

室内干しをしたときの生乾きの嫌な匂いも防いでくれます。

 

柔軟剤だけでなく洗剤も

「柔軟剤の代わりにクエン酸を」に加えて、

「合成洗剤の代わりに石けんを」使用するともっと効果的です。

合成洗剤に含有されている化学物質にも健康被害のリスクが介在しています。

洗濯に係る洗剤や柔軟剤を、

自然由来・天然由来の安全なものに切り替えることで、

健康被害を抑制していけます。

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