ミニマリストになることのメリットとデメリット|持たない暮らしの魅力
ミニマリストのメリットとデメリットを詳しく解説
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物を極力持たず、必要最低限の物だけでシンプルに暮らすミニマリスト。
憧れる気持ちはあるけれど、実際にどんなメリットがあるの?と気になりますよね。
そこで今回は、ミニマリストの暮らしを始める前に知っておきたいメリットやデメリットについて詳しく見ていきます。
この記事によって、自分がミニマリストに向いているのかどうかがわかるはずです。
ミニマリストのメリットとは
①自由な時間が増える
物を減らすことで、今まで使っていた時間が余るようになります。
- 片付ける時間
- 掃除にかける時間
- 洋服を選ぶ時間
- 見当たらなくなった物を探す時間
他にもテレビを持たないことにすれば、だらだらとテレビを見続けてしまう時間も節約できます。
物を持たないことで余る時間で、自由に好きなことを楽しむことができます。
②無駄なお金を使わなくなる
必要最小限のものしか持たないということは、お金を使う機会が減るということ。
その場の勢いや思いつきでお金を使う「浪費」が減りお金が貯まり始めます。
そうすると、本当に必要な物にかける予算を増やせるようになり、生活が豊になっていきます。
また、物が少なくなるので広い部屋が不要になり、住居にかけるお金も少なくて済むようになります。
③掃除がラクになる
掃除が面倒なのは、掃除の前に片付けをしなければならないから。
物が少なく、床に物が置いてない状態ならば掃除をするのも簡単です。
家具家電が多ければ多いほど、それらの掃除も必要になるのでどんどん億劫になっていきます。
それに対して物が少ないミニマリストの部屋は、毎日ササっと掃除が済むのでラクなのです。
④出かける準備に時間がかからない
ミニマリストは物が少ないので準備もスムーズ。
- 着る服が決まっているので迷わない
- 持って行く物が少ないので準備がラク
- 部屋が片付いているので持って行く物を探す手間がかからない
出かける時になって「何を着るか決まらない!」「鍵がない!スマホはどこ?!」というようなことにならないのは、時間の節約とともにストレスの軽減にもつながります。
⑤人間関係によるストレスが少なくなる
本当に必要な物を見極めて、物を減らして生活することによって思考もどんどんシンプルになるのがミニマリスト。
自分にとって不要だけれど、なんとなく切りづらい人間関係をすっきりと整理できるようになります。
また、必要以上に気を使って無理をすることが減るので、息苦しさを感じることのないシンプルな生き方に変わっていきます。
ミニマリストのデメリットとは
①労働意欲が低めに見られる
必要以上の物を持たないということは、必要以上のお金が不要になるということです。
そんなミニマリストは、残業をたくさんして収入を増やしたいとは思いません。
自分に必要なお金を稼げればそれでいい、あとは自分の好きなことをする時間に使いたいという考えになるため、周りから見た時に労働意欲がないように見られる場合があります。
②お金を使う決断ができない
物を持たずに生活をしていると、いざ必要な物が出てきた時に購入するまでに悩みすぎて、時間がかかってしまうことがあります。
「たまにはパーっと楽しく贅沢しちゃおう!」ということもなかなかできないので、家族や友人に我慢させてしまうことも。
③変わった人だと思われる
合理的な考えを持つミニマリストは、「変わった人」だと思われる場合があります。
他にもいつも同じ服を着ていたり持ち物が少なかったり、一般的な人とは違う部分が多く、「ミニマリストは特別な人だ」と思う人が少なくありません。
④おもてなしができない
自分1人だと問題なく快適に暮らせる部屋も、人を招く時には不便に感じてしまうかもしれません。
複数の来客があってもグラスや食器が人数分なかったり、ソファやテーブルが足りなかったりすると困りますよね。
また、テレビやゲームなどがなくて時間を持て余してしまうことも考えられます。
⑤緊急時にストックがないので困る
水や食料も最低限しか持っていないミニマリストだと、いざという時に困る状況におちいる可能性があります。
災害などいつ何があるか分からないので、緊急時のためのストックは意識をして用意しておくことをおすすめします。
まとめ
ミニマリストは物を持たないだけでなく、考え方や生き方がシンプルで合理的。
メリットデメリットを比較して、自分に向いていると感じた人は、まずは物を減らすところからスタートしてみるといいですね。
自分に合った、生きやすいライフスタイルが見つかるかもしれません。