トイレの換気扇が汚れる原因とは?汚れ・臭いを落とす掃除方法も紹介
こまめにトイレ掃除をしていたり、消臭剤を置いていたりするのに、トイレに嫌な臭いがこもりがちな場合、換気扇の汚れが原因の可能性があります。本記事では、トイレの換気扇が汚れる原因と、掃除方法を紹介します。
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目次
トイレの換気扇が汚れる原因
トイレの換気扇が汚れる主な原因には、以下の2つが挙げられます。
- トイレットペーパーなどの繊維くず
- 空気中の塵やホコリ
トイレットペーパーなどの繊維くず
トイレットペーパーを使用した際や、衣服を捲り上げた時に出る繊維くずは、軽いため空気中に舞い上がります。この繊維くずが空気と共に換気扇に取り込まれ、汚れとして蓄積してしまいます。
空気中の塵やホコリ
空気中には、目には見えない細やかな塵やホコリが舞っています。そのため、トイレを清潔に保っているつもりでも、いつの間にか換気扇が汚れてしまっているケースは少なくありません。
換気扇の汚れを放置すると起こる問題
トイレの換気扇の汚れを放置することで、起こりうるトラブルには以下の2つが挙げられます。
- 換気が不十分になる
- 故障につながる
換気が不十分になる
換気扇に汚れが付着していると、換気が十分に行われません。その結果、嫌な臭いがこもったり、湿気によって黒カビやダニが発生したりするケースがあります。
故障につながる
換気扇の掃除を怠り、ホコリが溜まっていると、換気扇の故障につながるおそれがあります。
トイレの換気扇の掃除方法
換気扇を掃除する際のポイントを、手順に沿って解説します。
用意するもの
まずは以下のものを用意しましょう。
- 掃除機
- 中性洗剤
- スポンジ
- ブラシ
- 古い歯ブラシ(先の細いブラシ)
- 雑巾
- ゴム手袋
掃除の手順
掃除の手順とポイントを解説します。
電源を落とす
感電や怪我を避けるために、掃除の前に必ず電源を落としましょう。
カバー表面や周辺のホコリをとる
作業中にホコリが落ちるのを防ぐため、カバーを外す前に掃除機で周囲のホコリを吸い取ります。
カバーを外す
カバーを外して、洗浄します。表面の汚れを雑巾で拭き取り、落ちない汚れがある場合は、中性洗剤を付けたスポンジでこすり落として水ですすぎます。水分をしっかり拭き取り、掃除が終わるまで陰干しをしておきましょう。
ファンの汚れを落とす
ファンは主に「プロペラ式」と「シロッコファン式」の2種類があり、取り外し方が異なるため、取り扱い説明書で確認してください。シロッコファン式は取り外せないケースもあるため、注意が必要です。ファンを取り外したら、中性洗剤をつけてブラシで汚れを落としましょう。細かい汚れは、歯ブラシや細めのブラシで取り除きます。
換気扇内部の汚れを掃除する
掃除機やブラシを使い、換気扇内部の汚れを落とします。電気部品に水がかかると、故障や感電のおそれがあるため、水は使わないようにしましょう。
取り外したパーツを戻す
掃除が終わったら、パーツを再び取り付けます。取り付けが甘いと事故につながるため、しっかりと固定されていることを確認しましょう。
トイレの換気扇を掃除する際の注意点
トイレの換気扇を掃除する際は、以下の3点に注意しましょう。
- カバー・ファンを無理に外さない
- 電気部品を濡らさない
- トイレのフタに乗らない
カバー・ファンを無理に外さない
カバーやファンの中には、取り外しができないものもあります。無理に外すと破損するおそれがあるため、外し方が分からない場合は、業者に依頼しましょう。
電気部品を濡らさない
電気部品に水がかかると、故障したり感電したりするおそれがあります。換気扇の内部の掃除は、洗剤や水を使わないようにしましょう。
トイレのフタに乗らない
トイレの換気扇の多くは、天井に取り付けられています。掃除をしようと、トイレのフタに乗ると破損して怪我につながる可能性があるので、必ず踏み台などを使うようにしましょう。
換気扇の汚れを防ぐ方法
換気扇の汚れを防ぐ3つの方法を紹介します。
フィルターを取り付ける
換気扇の汚れの原因は、吸い込まれた空気に含まれる細やかな塵やホコリです。フィルターを取り付けることで、汚れの防止になります。
定期的にトイレ掃除をする
換気扇に汚れを溜めないためには、定期的な掃除も重要です。日頃からこまめに掃除するように心がけましょう。
窓を開けて換気する
トイレに窓があれば、こまめに窓を開けて換気しましょう。新鮮な空気と入れ替えることで、換気扇の汚れの原因である塵やホコリの量を減らせます。
トイレの換気扇の汚れは放置せずこまめに掃除しよう
トイレの換気扇の汚れを放置すると、悪臭やカビが発生したり、故障につながったりするおそれがあります。定期的に掃除をして、汚れを取り除きましょう。また、フィルターを取り付けたり、普段からこまめに掃除したりして、汚れが蓄積しないようにすることも大切です。