トイレの床が汚れる原因とは?掃除方法や黄ばみの予防策も紹介
トイレの床は、一見キレイなようでも、実は目に見えにくい尿の飛び散りやホコリ、細菌で汚れているものです。本記事では、トイレの床が汚れる原因と、掃除方法を紹介します。
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目次
トイレの床が汚れる原因
トイレの床が汚れる主な原因には、以下の3つが挙げられます。
- 尿の飛び散り
- ホコリ
- 足裏の皮脂
尿の飛び散り
男性や子どものいる家庭で多い原因が、尿の飛び散りです。立って用を足すと、便器内に狙いを定めているつもりでも、気付かないうちに床や壁に多くの尿が飛び散っているのです。また、女性でも便座と便器の隙間から尿が飛び散って、床に付いてしまうことがあります。
ホコリ
トイレットペーパーを巻き取ったり、衣服を捲り上げたりするトイレ内は、細かい紙や布の繊維くずでホコリが溜まりやすい場所です。ホコリはそれだけで汚れの原因となりますが、飛び散った尿や、床に付着した皮脂と合わさることで、頑固な汚れや雑菌の温床になってしまうため、注意が必要です。
足裏の皮脂
素足でトイレに入っている場合、足の裏の皮脂が床に付着します。床の掃除を怠っていると、皮脂が蓄積して、頑固な黒ずみ汚れに発展してしまいます。
トイレ床の掃除で使える便利アイテム
トイレ床の掃除に便利なアイテムを5つ紹介します。
除菌効果のある掃除シート
お掃除用シートは、さまざまな種類がありますが、雑菌が多いトイレの床には、除菌効果のあるタイプがおすすめです。
小さめのハンディワイパー
トイレの床のホコリを取り除くには、便器の裏や配管の間など、隙間掃除がしやすい小さめで小回りが利く、ハンディワイパーを使うと良いでしょう。
ハンディ掃除機
トイレ床の掃除には、ハンディ掃除機もおすすめです。狭いスペースでも扱いやすく、隙間のホコリや髪の毛を効率的に取り除けます。掃除機を他の部屋と併用している場合、雑菌を広げないためにも、トイレ床の掃除後は、吸い込み口を除菌シートで拭き取りましょう。
中性洗剤
トイレ床を水拭きする際、酸性やアルカリ性のものを使うと、床を傷めてしまうおそれがあります。床材と洗剤の成分の相性が分からない場合は、中性洗剤の使用がおすすめです。
クエン酸スプレー
クエン酸スプレーは、トイレの尿汚れに効果的です。ただし、酸性であり床を傷付けてしまうおそれがあるため、使用する際は、使用後にすぐに拭き取り、短時間で仕上げるようにしましょう。
【床材別】トイレ床の掃除方法
ここからは、床材別にトイレ床の掃除方法を紹介します。
クッションフロア
クッションフロアは、ビニール素材で水や汚れに強く、手入れがしやすいメリットがあり、尿の飛び散りなどはお掃除シートで簡単に拭き取れます。一方、静電気が発生しやすくホコリを吸着しやすく、見えづらい場所にホコリが溜まっているケースがあるため、掃除機でこまめに取り除くようにしましょう。
フローリング
見た目が美しいフローリングですが、湿気に弱い性質があり、表面のコーティングが剥がれるおそれがあるため、洗剤や掃除用具の使用には注意が必要です。フローリング素材の床を掃除する際は、刺激の少ない中性洗剤を使うことと、薬剤や水分が床に残らないように短時間で仕上げることがコツです。
タイル
タイル床のトイレでは、目地のカビに十分な注意が必要です。目地は細かく掃除しにくいため、汚れが溜まっている場合は、塩素系漂白剤で掃除しましょう。
トイレの床の汚れを防ぐ方法
トイレの床が汚れるのを防ぐ4つの方法を紹介します。
座って用を足す
トイレの床が汚れる原因のひとつに、尿の飛び散りが挙げられます。男性は、座って用を足すことを心がけましょう。
ついで掃除をする
トイレ床の汚れは、放置すると蓄積して、落ちにくい頑固な汚れになってしまいます。トイレを使用した際や、1日の終わりに、サッと5分で床を拭く「ついで掃除」がおすすめです。
トイレマット・スリッパを使う
トイレマットやカバー、スリッパは、床の汚れ防止に効果的です。ただし、それらの洗濯や交換を怠ると、汚れがさらに蓄積しやすくなってしまうので、トイレタリー用品を使っている場合は、定期的に洗濯や交換をすることを心がけましょう。
こまめに換気する
トイレの床にカビが発生するのを防ぐためには、適切な換気が重要です。換気扇や窓を利用して湿気を逃しましょう。
トイレの床は汚れやすい!こまめな掃除で臭いや雑菌を防ごう
トイレの床は、目には見えにくい尿はねや細菌で汚れています。悪臭やカビの繁殖を抑えるためにも、こまめに掃除することを心がけましょう。
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