トイレタンクの掃除方法!カビを一掃してキレイに保つ方法も紹介
トイレタンクの中は、普段目にしないため、掃除を怠りがちという人は多いのではないでしょうか。タンクは放置すると、カビや悪臭が発生する原因になるため、定期的に掃除をしましょう。本記事では、トイレタンクの掃除方法を紹介します。
この記事を読むための時間:3分
目次
トイレタンクの掃除が必要な理由
トイレタンクの掃除が必要な2つを解説します。
カビが溜まりやすいから
カビは高温多湿の環境で発生しやすい性質があります。タンクの中は、常に水が溜まっているため、カビの温床になりがちです。タンク内で繁殖したカビが、便器に流れることで、便器の黒ずみ汚れの原因になります。また、カビの菌が散りアレルギー反応や、呼吸器系疾患などの健康被害を引き起こすおそれがります。
悪臭の原因になるから
タンク内のカビや汚れは、悪臭の原因にもなります。便器をキレイに掃除しても、嫌な臭いが消えない場合は、タンク内の汚れが疑われます。
トイレタンクを開けずに掃除する方法
タンクの普段の掃除は、簡単なつけ置き洗いで十分です。月に1度を目安に、以下の方法で掃除しましょう。
用意するもの
- 酸素系漂白剤、もしくはトイレタンク用洗剤
掃除方法
- レバーを引いて水を流す
- 手洗い器の穴から酸素系漂白剤、もしくはトイレタンク用洗剤を入れる
- 2~6時間ほど放置する
- 水を流す
放置時間は、製品や汚れの度合いによって異なるため、製品のラベルを確認しましょう。
トイレタンクを開けて掃除する方法
タンクの中に汚れが溜まっている場合は、フタを開けてしっかりと掃除する必要があります。
用意するもの
まずは、以下の掃除に必要なアイテムを揃えましょう。
- マイナスドライバー
- トイレ用中性洗剤
- クエン酸スプレー
- ゴム手袋
- スポンジ
- 柄の長いブラシ
- 歯ブラシ
- 雑巾
掃除の手順
掃除の手順に沿ってポイントや注意点を解説します。
止水栓を閉める
掃除中にうっかりレバーに触れると、給水ホースから水が溢れて床が水浸しになってしまうしまうおそれがあります。掃除を始める前に、タンクから壁や床につながっている止水栓を、マイナスドライバーを使って閉めておきましょう。
タンクのフタを掃除する
フタは、洗剤を付けたスポンジや雑巾でこすって汚れを落とします。細かい箇所は歯ブラシを使うと、汚れをしっかりと落とせます。水垢が落ちにくい場合は、クエン酸スプレーを吹きかけて掃除しましょう。クエン酸は黄ばみやトイレの臭いにも有効です。
タンク内を掃除する
タンク内は深く、パイプや溝のある部品が多いため、柄の長いブラシや歯ブラシを使って掃除しましょう。ブラシでこする際は、部品が外れたり破損したりしないように、力加減に注意が必要です。
洗浄レバーを回して洗剤を流す
汚れを落としたら、止水栓を少しだけ緩めて、レバーを回して水を流し、洗剤や落とした汚れを洗い流します。
トイレタンクのカビを防ぐ方法
タンクのフタを外して掃除するとなると、手間がかかります。普段のフタを開けずに行う掃除に加えて、以下の方法でカビの発生を防ぎましょう。
- 重曹でつけ置き洗いする
- 洗浄剤を設置する
- 漂白剤を入れる
重曹でつけ置き洗いする
大さじ1杯程度の重曹をタンクに入れて、6時間程度放置するだけの簡単な予防方法です。重曹は、黒ずみ汚れや嫌な臭いの予防にも効果的です。出勤前や就寝前など、数時間トイレを使わないタイミングで行えば、手間がかかりません。月に1回程度を目安に行いましょう。
洗浄剤を設置する
タンクの上に水が流れるトイレであれば、洗浄剤を設置すると良いでしょう。水を流す度に洗浄剤が流れるので、掃除の手間が省けます。
漂白剤を入れる
便器の黒ずみ汚れが気になる場合は、洗浄剤より強力な漂白剤の使用がおすすめです。ただし、タンク内にはプラスチックやゴムなど、塩素系漂白剤に弱いパーツが使われているため、必ず専用の漂白剤を使いましょう。
トイレタンクはカビが発生しやすい!定期的に掃除しよう
トイレタンク内はカビが発生しやすいため、気が付くと内部がカビだらけになっていたというケースも少なくありません。カビはアレルギー反応や、呼吸器系の疾患を引き起こすおそれがあるため、定期的な掃除と予防策で、繁殖を防ぎましょう。
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