キッチンのコンセントが足りない!必要な数と足りないときの対処法
キッチンでの作業中、コンセントが足りないと感じたことはありませんか。特に、電子レンジや炊飯器、ミキサーなど多くの家電製品を同時に使う場面では、コンセントの数が不足しがちです。本記事では、キッチンに必要なコンセントの数や、足りない場合の対処法について詳しく解説します。コンセントが足りずに困っている方は、本記事を参考にして快適なキッチン環境を整えてください。
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目次
キッチンで必要なコンセントの数
キッチンで必要なコンセントの数は、使用する家電製品の数と配置によって決まります。キッチン家電には、冷蔵庫や電子レンジといった常にコンセントに差したままにしているものと、ミキサーや電気ケトルなどその都度コンセントに差して使うものがあります。キッチンで必要なコンセントの数は、常に差したままにしている家電の数よりも、プラスして2~3個のコンセントがあれば充分でしょう。
また、コンセントの場所は、常にコンセントに差す必要がある冷蔵庫や電子レンジのそばのほか、作業スペースにもあると効率よく作業が進みます。
キッチンのコンセントが足りないときの対処法
キッチンのコンセントが足りないときは、電源タップを活用するか、コンセントの増設をすることで対応できます。
電源タップを活用する
キッチンのコンセントが足りない場合、電源タップを活用することが最も簡単な解決方法です。電源タップには、さまざまなタイプのものがあるため、それぞれの特徴を考慮して適切なものを選びましょう。
直付けタイプ |
コンセントの差し込み口に直付けして使用するため、安全性が高く見た目にも影響がない。 |
延長コード付き |
コンセントの差し込み口から離れた位置で家電を使用したいときに便利。 |
節電スイッチ付き |
家電を使わないときには簡単に電源のオンオフが可能。 |
タワー型 |
設置スペースを取らずに、多くの差し込み口数を増やせる。 |
固定用マグネット付き |
マグネットがくっつく所に固定できるため、スペースを取らない。 |
ただし、電源タップを使用して差し込み口数が増えたとしても、使用できる電力量は変わりません。一度に多くの家電を使用すると過負荷になる可能性があるため、使用量を管理し、安全に配慮することが重要です。
コンセントの増設をする
電源タップでは安全性や見た目が気になる、電力量自体を増やしたいときには、コンセントの増設をする必要があります。コンセントの増設方法には、主に次の3つがあります。
- 差し込み口数を増やす
- 分電盤から新設する
- リフォームする
増設方法によってメリットやデメリットがあるため、それぞれを考慮して選択しましょう。
差し込み口数を増やす
既存のコンセントに差し込み口を増設することで、使用できるコンセント数を増やせます。コンセントのプレートを交換し、2口や4口のタイプに変更できます。比較的簡単にできるため、工事費用も抑えられますが、家電の使用量が多い場合には電力量が不足することもあるため、注意が必要です。
分電盤から新設する
分電盤から新しくコンセントを引く方法は、より多くの電力が必要な場合に有効です。専門の電気工事士による工事が必要ですが、大量の家電製品を安全に使用できるようになります。特に、電子レンジやIHクッキングヒーターなど、高電力を必要とする家電を使う場合には、この方法が最適です。
リフォームする
キッチン全体のリフォームをすることで、コンセントの位置や数をある程度自由に配置できます。リフォームによって壁やカウンターを再配置し、使いやすい場所に必要な数のコンセントを設置できます。費用は高くなりますが、キッチン全体の使い勝手は向上するでしょう。
最適な数のコンセントで効率的に使用しましょう
コンセントの数は、料理の作業効率を上げるうえで欠かせないポイントです。コンセントが足りない場合は、電源タップを活用したりコンセントの増設をしたりし、最適な数のコンセントを確保しましょう。