洗面所の床の黒ずみの落とし方!汚れる原因や掃除方法、予防策を解説
洗面所の床は、使用しているとだんだん黒ずんでいきます。しかし、なぜ黒く汚れてしまうのか、掃除のやり方がわからない人もいるでしょう。そこでこの記事では、洗面所の床に黒ずみができる原因や掃除方法、黒ずみの予防方法などを解説します。
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目次
洗面所の床に黒ずみができる原因
洗面所の床に黒ずみができる原因は、以下の3つです。
- 水垢・皮脂
- 洗面用品・化粧品
- ほこり・髪の毛
それぞれについて解説します。
水垢・皮脂
洗面所では、入浴後の出入りや洗顔、手洗いなどを行うため、水垢や皮脂が床に付着しやすいです。水垢や皮脂は、放置すると他の汚れと混ざり合い、床にこびりついて黒ずみになります。
洗面用品・化粧品
洗顔料や化粧水、ヘアワックスなどの洗面用品や化粧品も、床の黒ずみの原因です。化粧品類には油分が含まれており、水拭きしただけでは落としきれず、他の汚れを吸着して黒ずみになります。
ほこり・髪の毛
洗面所では、服を着替えたり髪を梳かしたりするため、ほこりや髪の毛が溜まりやすいです。ほこりや髪の毛を放置すると、他の汚れと絡みついて床に付着し、黒ずみになる場合があります。
洗面所の床の黒ずみの落とし方
洗面所の床の黒ずみの落とし方を、2通り紹介します。
- 重曹と中性洗剤を使う方法
- カビ取り剤を使う方法
重曹と中性洗剤を使う方法
皮脂や化粧品などの油性の汚れには、重曹などのアルカリ性洗剤が効果的です。また、中性洗剤を一緒に使用すると汚れが柔らかくなり、洗剤成分が浸透して落としやすくなります。掃除の手順は、以下の通りです。
- 400mlの水に大さじ1杯分の重曹を入れて溶かす
- 黒ずみに重曹を塗る
- 重曹の上から中性洗剤をつける
- スポンジでこすり洗いをする
- 水拭きして洗剤を落とす
- 乾いた雑巾で水気を拭き取る
上記を行っても汚れが落ちない場合は、数回繰り返し行います。また、床の素材によってはゴシゴシ擦ると劣化してしまうので、汚れだけを落とすように優しくこすり洗いしましょう。
カビ取り剤を使う方法
重曹と中性洗剤を使用して床の黒ずみが落とせない場合は、カビ取り剤を使いましょう。カビ取り剤は塩素系の洗剤なので、黒ずみやカビを漂白するのに効果的です。掃除方法は以下の通りです。
- 黒ずみにカビ取り剤を塗る
- 3分程度放置する
- 洗剤を拭き取る
- 水拭きして洗剤を落とす
- 乾拭きして水滴を拭き取る
カビ取り剤を使用する際は、3分程度時間を置くのが大切です。時間を置くことで洗剤成分が浸透し、黒ずみの元となる菌を殺菌して汚れを落としてくれます。ただし、カビ取り剤には強い臭いがあるので、使用する際は必ず換気しながら行いましょう。
洗面所の床の黒ずみを予防する方法
洗面所の床の黒ずみを予防する方法を、3つ紹介します。
- 使用後は掃除をする
- 湿気がこもらないようにする
- マットを敷きっぱなしにしない
使用後は掃除をする
洗面所の床の黒ずみを予防するには、使用後にこまめに掃除をして、汚れを蓄積させないのが大切です。毎日掃除を行う際は、洗剤成分を含んだお掃除シートを常備しておくと、手軽に掃除できておすすめです。毎日掃除できない場合は、1回の掃除を念入りに行い、蓄積した汚れをしっかり落とすと黒ずみになりにくいでしょう。
湿気がこもらないようにする
洗面所は浴室が近い場合が多く、水回りなので湿気がこもりやすいです。湿気がこもると床に汚れが付着しやすくなるだけでなく、黒ずみやカビ菌も発生しやすいので、こまめに換気しなくてはなりません。窓がある場合は浴室や洗濯機の使用後に開けると、湿気を逃がしやすくなります。また窓がない場合は、浴室乾燥機や除湿機、サーキュレーターなどを使用して、洗面所内に湿気がこもらないようにしましょう。
マットを敷きっぱなしにしない
洗面所は、マットを敷きっぱなしにすると湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。また、マットの上を歩くと擦れた摩擦により床が黒ずんでしまう場合もあるので、使用後は洗濯や乾燥をして敷きっぱなしにしないのが大切です。
洗面所の床はこまめに掃除しましょう
洗面所の床の黒ずみは、水垢や皮脂、化粧品、ほこりなどが原因です。掃除する際は、重曹と中性洗剤を混ぜて使用すると、比較的汚れが落としやすくなります。落とせない場合はカビ取り剤を使うと、黒ずみに洗剤が浸透して、元となる菌を殺菌してくれます。また、洗面所の床は汚れを放置すると黒ずみが発生してしまうので、なるべくこまめに掃除するのが大切です。