エアコンを使い始めるおすすめの時期とは

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ぽかぽかとした初夏の日差しが心地良い時期、日によっては少し汗ばむ日もあるけれど「エアコンを使うにはまだ早いかな」と感じる人は多いのではないでしょうか？気温はそれほど高くなくても、湿度が上がれば蒸し暑さを感じてしまいます。それでも夏から秋にかけての数カ月もの間エアコンを使い続けることを考えれば、できるだけエアコンを使い始めるのはもう少し後にしたくなりますよね。では、エアコンを使い始める時期は、いつが正解なのでしょう？ここでは、エアコンを使い始めるのに最適な時期とその理由をお伝えします。

エアコンを使い始める目安は時期？温度？

春先の過ごしやすい季節に、半袖のTシャツ1枚で過ごすような暑がりさんは珍しくありませんが、このように着るもので調節すれば、まだまだエアコンは使わなくても過ごせそうです。そして気温は少しずつ上昇しながら梅雨時期に。湿度が高くなると一気に不快指数が急上昇。その時期ぐらいから除湿（ドライ）機能を使う人も少なくありません。日本気象学会によると、気温が25度未満であっても激しい運動や重労働で熱中症になる危険性があるとされています。しかし、人によって「不快」と感じる度合いは違いますので、暑いと感じれば我慢せずにエアコンを使用することをおすすめします。

暑くなってからでは遅い？その理由とおすすめの時期とは

暑さを感じて、久しぶりにエアコンのスイッチを入れてみると、なぜか部屋が涼しくならない、温度を下げてみても状況は一向に変わらず…そんな風に、エアコンを使い始める段階で何らかの不具合が起きてしまったら焦りますよね。壊れていれば修理や買い替えの必要がありますが、すぐに対処できなければ、エアコンがない状態がいつまで続くかわかりません。こうしたリスクを防止するために、本格的な暑い季節を迎える前の5月頃に一度稼働させて、エアコンの状態を確認しておきましょう。もし異常があってもその時期であれば、修理や買い替えをする余裕が持てるので安心です。

冷房と除湿、上手に使い分けて快適に過ごそう

人が暑さを感じるのは気温だけでなく湿度が大きく関係しています。エアコン使用時に暑いと感じると多くの人が設定温度を調節しますが、肌がべたつくような暑さの場合は除湿（ドライ）機能の方が効果的です。例えば気温28度で湿度が50％程度の場合、熱中症の危険性はそれほど高くありませんが、同じ気温でも湿度が80％を超えると、活動量が低くても熱中症の危険度が高く厳重警戒が必要です。一般的な目安として、快適に過ごせる温度は26度～28度、湿度は50％以下が理想です。汗をかいても肌がべたつくことなくサラッと乾きます。多少温度が高くても、湿度が低ければ快適に過ごすことができるのです。

エアコンを使わない時期にやっておくべきこと

寒くも暑くもなく、エアコンを使用する必要のない時期。お宅のエアコンはどのような状態でしょうか？もしかすると前に使ったときのまま、放置していませんか？エアコンにとってシーズンオフの時期は、次の使用に向けてメンテナンスをするための期間です。しっかりとフィルターの掃除をして、本体に付着した埃や汚れをきれいに取り除きましょう。定期的なメンテナンスはエアコンの寿命にも直結します。プロに依頼して、エアコン内部のクリーニングまでできれば安心です。専門業者は誰もがエアコンを使う夏が繁忙期のため、使わない時期は予約が取りやすいというメリットが。こうしたメンテナンスが習慣となれば、エアコンの使い始めに慌てることがありません。エアコンがきれいになったら、コンセントを抜いてカバーをかけて小休止、気持ちの良い気候を楽しみましょう。