共働きのテレワークは家事負担が増える!?注意点を解説
共働きのテレワークでも家事が楽になるとは限らない
この記事を読むための時間:3分
近年普及してきた業務形態「テレワーク」をご存知でしょうか?
近年、働き方改革や2020年新型コロナウイルスの影響で耳にする機会も増えたと思います。
テレワークは自宅やカフェなど、場所を選ばず自由に働ける業務形態です。
共働きの場合、夫婦揃ってテレワークになると家事や育児も楽になると思われがちですが、一概にそうとは言えません。
ソフトブレーン・フィールド株式会社が発表した「新型コロナ感染拡大前後における夫の働き方・家事負担の変化について」(夫が就業中の働く既婚女性を対象に行われた調査)によると、夫の在宅勤務や出勤日数が変化したにも関わらず、家事の負担が減ったと回答した主婦はたったの4.4%でした。
テレワークを取り入れたからといって、必ず家事の負担が減るとは限りません。
本記事では共働き夫婦がテレワークをする際の注意点と乗り切るコツを紹介していきます。
(参考:ソフトブレーン・フィールド株式会社【新型コロナ感染拡大前後における夫の働き方・家事負担の変化について】)
夫婦揃ってテレワークをする際の注意点
テレワークは非常に便利な働き方ですが、隠されたデメリットもあります。
テレワークの注意点は以下の3つです。
家にいるのに夫が家事をしない
第一に挙げられるのが、自宅にいるからといって夫が家事をするとは限らないことです。
特に普段から共働きなのに妻に家事を任せっぱなしの夫は、在宅勤務になろうと家事をやりたがりません。
「夫も24時間自宅にいるなら勝手に家事もやるだろう」と考えるのはやめましょう。
ですが、普段から家事分担できている夫婦なら大きな問題ではありませんね。
食事の用意が大変
1日中家にいるとなれば3食分の食事を用意しなければなりません。
食事の用意は献立決めから準備、調理、後片付けとかなり手間が増えます。
自分1人分ならまだしも、夫や子供の分となると栄養バランスなども気にしてしまうので疲れてしまいます。
ときには外食やデリバリーを利用して息抜きしましょう。
家事と仕事の切り替えが難しい
テレワークは仕事と家事の切り替えが難しいです。
普段は時間までに出社しなければならないため、強制的に仕事に集中することができましたが、自宅にいると家事と仕事の分別がつきにくくなります。
やりかけの家事が気になったり、子供の邪魔が入ったりして仕事に集中できないというケースもあります。
家事や育児に時間が割けるようになるかわり、仕事効率が落ちてしまうかもしれません。
テレワークを乗り切るコツ
上記で紹介した通り、テレワークは必ずしも便利なだけではありません。
普段慣れない働き方に翻弄される方も多くいます。
そんなテレワークを乗り切るコツを紹介していきます!
夫と家事を分担する
せっかく夫婦でテレワークになったのならば、夫にも家事を手伝ってもらいましょう。
具体的には分担表を作って家事・育児の作業内容を「見える化」するのです。
そうすれば普段家事をやり慣れていない夫でも、自分の役目がわかりやすくなります。
完璧を目指さない
責任感の強い人ほど、家事や育児を完璧にこなそうと頑張ってしまいがちです。
ときには掃除や炊事も手を抜いてもかまいません。
特にテレワーク中は夫婦揃って自宅にいるのですから、ある程度の不測の自体には対応できます。
家事代行サービスを利用する
「育児や家事に追われてどうしても仕事に手がつかない。」
そんなときは家事代行サービスの利用をおすすめします。
家事代行サービスは食事の用意から掃除・洗濯まで家事のお手伝いをしてくれるサービスです。
家事や育児に追われる時間を減らして家族との時間を増やしましょう!
本来ならテレワークはメリットだらけ!上手く活用しよう
今回は近年話題のテレワークの注意点とコツについて紹介していきました。
しかし、本来ならテレワークは共働き夫婦にとってメリットだらけです。
家族との時間が増える、家事分担ができる、通勤時間がないため時間を有効活用できるなど、多くのメリットが存在します。
テレワークを始める際は注意点に気をつけながら、上手くメリットを活用してくださいね。
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