設置から7年 初めてのエアコンクリーニング :三菱 MSZ-ZW4018S-W
リビングルームのエアコンは汚れが重くなりがち
足立区にお住まいのお客様から、
エアコンクリーニング のご依頼を頂戴しました。
2週間前に子供部屋のエアコンをクリーニングしたばかりで、
今夏では2度目のご依頼です。
今回はリビングルームに設置してあるルームエアコンです。
対象となるエアコンは三菱電機製のMSZ-ZW4018S-Wです。
2018年製造のマシンであり約7年経過しているのですが、
今回が初めてのエアコンクリーニングです。
真横から見ると、かなり厚みがある様子が分かります。
自動掃除機能が実装されていることと、
広い部屋に対応するために出力を高くするために
熱交換器(アルミフィン)のサイズも大きめです。
汚れが生じる面積も大きくなります。
子供部屋のエアコンと比較すると、
リビングルームのエアコンは運転時間が長いため、
汚れの進行も早く、しっかりと洗浄する必要があります。
高圧洗浄に備えてエアコンを分解
汚れが固着している熱交換器(アルミフィン)や送風ファンにアプローチ
できる状態にするために、
プラスティック製の開閉パネルやルーバー、
筐体カバーなどを全て分離させます。
続いて自動お掃除ユニットも分離させると、
熱交換器(アルミフィン)全体が露出した状態となり、
高圧洗浄ができる状態になります。
ベランダをお借りして
分解したプラスティック製のパーツを全て洗浄します。
風の向きを変えるルーバーは一面にカビ汚れが広がっています。
石鹸水を活用しながらブラッシングしてカビ汚れを落とすと
キレイな状態に復活しました。
分解した壁掛け状のエアコン本体をビニールで囲って
高圧洗浄に備えます。
アルミフィンや送風ファンなどを隅々まで高圧洗浄していくと、
次々とカビ汚れが流れ出てきました。
7年分の汚れなので1度の洗浄では終わらず、
合計3度の洗浄作業を繰り返すことでようやく完了に至りました。
リビングルームに設置してあるエアコンは使用している時間が長いため、
エアコン内部が結露によって濡れる時間も応じて長くなり、
どうしてもエアコン内部の湿度が高まってカビ汚れが生じてしまいます。
またキッチンも隣接しているため、
調理で発生した油分の影響も受けており、
ベタベタとした汚れも併発しているので、
カビ汚れと相まって状態がさらに悪くなりがちです。
他の部屋に設置してあるエアコンよりも汚れが重くなる傾向にあるため、
短い周期でエアコンクリーニングを実施することが
衛生的な住環境の維持に役立ちます。
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