すぐに汚れるキッチン・ダイニングルームのエアコン:パナソニックCS-J283-W
キッチン付近にあるエアコンは料理の影響で汚れ易い
市川市のお客様からエアコン1台のクリーニング依頼があり昨日に作業実施しました。
対象となるエアコンはパナソニック製のCS-J283-Wです。
前回作業を実施した期日は2024年 5月 25日 (土曜日)でしたので、
約1年ぶりのクリーンングです。
対象が2013年製と古く製造から10年以上経過しているため、
今回の作業は保証対象外です。
事前にその旨をお客様の承諾を得た上での作業なのでより慎重に作業に臨みました。
経年劣化したパーツ
経年の劣化によってプラスティック製のパーツが硬化しており、
破損しやすい状態です。
慎重に分解してからエアコン内部を露出させていきます。
汚れの程度を点検
1年前に洗浄したエアコンとしては、かなり汚れが進行している印象です。
熱交換器(アルミフィン)は本来の銀色ではなくて、
カビ汚れによって暗くなっています。
手でそっと触れてみるとベタベタとして感触があります。
キッチンとかなり近い距離に設置されているため、
料理するときに生じる蒸気に乗った油分をエアコンが吸っていると思われます。
油分によってベタつき、それらが脂質となって
カビ・雑菌の栄養となっているかもしれません。
高圧洗浄した結果
石鹸とセスキ炭酸ソーダの水溶液を塗布した後に、
高圧洗浄機を用いて隅々まで汚れを落としていくと、
洗浄水が真っ黒に染まってきました。
これはかなり汚れている部類に該当しており、
洗浄の回数も通常よりも増やして対応することになりました。
高圧洗浄した結果、
熱交換器(アルミフィン)のカビ汚れや油汚れは一掃されて
スッキリと仕上がっています。
風の吹き出し口に斑状に拡がっていたカビ汚れも同様になくなっています。
エアコンのカビ汚れは結露が発生することによる湿度上昇が主な原因ですが、
キッチンに設置されているエアコンは
結露だけでなく料理で発生する油分の影響も受けています。
これらの傾向を鑑みると、
使用時間の長短だけでなく、
エアコンがどこに設置されているか、という視点も加えてから
エアコンクリーニングの実施タイミングを検討するといいかもしれません。
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