エアコンのリモコン操作ができないときは？

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久しぶりにエアコンを使おうとリモコンのボタンを押すけれど、あれ？エアコンが反応しない…そんな経験のある方は少なくないはず。これはリモコンに問題あり？それともエアコンが故障しる？慌ててメーカーに問い合わせる前に、冷静になって確認しましょう。ここでは、エアコンのリモコン操作ができないときに確認したいポイントについて解説します。

リモコン操作ができない原因を探る

リモコンを確認

1. リモコンの電池を交換する
   リモコン操作ができない場合、もっとも多い原因は電池切れです。リモコンの電池は割と長期間もちますので、意外に電池切れということを思いつかない人が多いのです。リモコンの裏蓋を外して確認します。もしも、入れっぱなしだった電池が液漏れを起こしている場合は、古い電池を取り外し、漏れ出た液やサビをきれいに拭き取ってから新しい電池を入れましょう。新品の電池に交換する前に、内部の電流をリセットさせるため1～2分ほど時間を置いてから新品の電池をセットしましょう。
2. リモコンから信号が出ているか確認する
   電池を交換してもエアコンが反応しない場合、リモコンから赤外線が出ているか確認します。肉眼では見えませんが、スマホなどのカメラを通してなら大丈夫。iPhoneの場合は、通常のアウトカメラでは確認できませんが、自撮りで使うインカメラモードならOK。リモコンのボタンを押して、カメラ越しにリモコンの先端部分のランプが光れば正常です。
3. リモコンをリセットする
   リモコンの電池を交換し、信号も正常に出ているのにエアコンが動かない場合は、リセットボタンを押して初期状態に戻します。大抵の場合、リセットボタンは誤って押すことのないよう、小さな穴の中に押し込む形になっているので、爪楊枝などを使ってリセットしましょう。ボタンを一度押すだけのものや数秒間押し続けるものなど、リセットの仕方はメーカーによって違いがありますので、マニュアルなどを確認しましょう。

エアコン本体を確認

リモコンが正常に機能しているのにエアコンが稼働しない場合は、エアコン本体に何らかの原因のある可能性が。ブレーカーやコンセントなどを確認して異常がなければ、本体の応急運転ボタン（または自動運転ボタン）を押します。それでも稼働しなければ、エアコン本体の故障の可能性が。メーカーに問い合わせましょう。

故障したリモコンは修理？買い替え？

リモコンが故障している場合、修理代を支払うくらいなら、リモコンを買い換える方がお得です。最寄りの家電量販店では販売されていなくても、メーカーに問い合わせてエアコンの型番を伝えれば、購入方法をアドバイスしてもらえます。

買い換えるなら、純正品？それとも汎用品？

リモコンには純正品と、様々なメーカーの機器に対応した汎用品があります。どちらも問題なく使えますが、どのような違いがあるのかを確認してから購入しましょう。

1. 純正品のリモコン
   純正品は、エアコンを購入する際にそのエアコン専用として付属してくるリモコンです。リモコンで様々な機能を操作することができるので便利です。しかし、純正リモコンのみを購入する場合は比較的割高で、古いエアコンであれば純正リモコンの製造・販売がすでに終了していることもあります。
2. 汎用品のリモコン
   様々な家電メーカーのエアコンに対応した汎用リモコンは、比較的安価で購入することができます。家電量販店などで購入できることが多く、純正品と違って取り寄せに時間がかかることもありません。しかし、デメリットもあります。どのエアコンでも使用する機能ボタンは搭載されているものの、多機能なエアコンの場合は、リモコンで操作できない機能もあるのです。

少々高くてもエアコンの機能をすべて使いたい人には純正品を、一般的な機能だけ使えればOKという人には汎用品をおすすめします。